速読のすすめ | 水の中。

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海外小説のレビューと、創作を。


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朝の通勤電車で、たまたま前に立っていた女の子。
私の位置からは、彼女の読んでいるものがとてもよく見えるのですが――



他人の読み物をこっそり見るというのは褒められた話ではありませんが、
少しばかり気になっていることがありまして。



電車で本を読む人は多いのですよね。
フツーの文庫本から週間コミック誌から、果てはどこだかのサイトの小説をプリントアウトしたもの(←これすごい内容だった!すごいとゆーかヒドイ内容で目がはなせなくなりました……)まで、ありとあらゆる物を読む人が存在するのです。が。



あー、あのー。
こう言ってはゴーマンですが、


……何でみんなそんなに読むのが遅いのですか?



今日の目の前の女子もですね、読む速度が非常に遅い。
後で調べたところによると、その本は宮部みゆき著「人質カノン」であったようなのですが、


……遅い。
遅い。
遅すぎる。


私が三回読むあいだに、まだページをめくってくれないじゃーないですか……!!
私が降りる駅に着いてしまうじゃーないですか!
そんなノロさでは、りっぱな通勤本読みにはなれませんよ!! (←なる必要ないし)


鍛え上げた熟練の技が光るわたくしの速読(たぶん)ですが、
まあ速く読めたところで、深く理解できているかというとそうでもない気がするので、
特に自慢するようなことでもないか……。