ジャズを聴くところ
今日は、ケニー・ドーハムの「静かなるケニー」を聴いていた。
最近、よく聴く。このレコード(CDだけど)の一番の聴きどころは、やっぱりピアノのピーター・フラナガンだよね、とかツウぶったことを言いながら。
家には、実はジャズのCDも何枚かある。
他には、セロニアス・モンクとか、セロニアス・モンクとか…
ジャズといえば、1年に1回あるかどうかなんだけど、出張などで札幌に行くときは必ず顔を出すことにしている店がススキノにある。
ジャズ・ピアニストの福居良さんがやっている「Slow Boat」という店だ。
ここのカウンターで良さんの奥さんと話をしながら、ジンのロックのグラスをかたむけつつ、ジャズの演奏に耳を、というより全身全霊を傾ける。
この店に最初に行ったときは、良さんが「札幌でいちばんおいしいジンギスカンの店に行きませんか」と誘ってくださったので、ついてゆくことにした。
一緒に行ったのは、良さんご夫妻と2人のお客さん、そしてゲストとして参加しておられた岡田勉さんという、クマのようにでかいベーシスト。
岡田さんと隣どおしで音楽の話をしながら、遅くまでジンギスカン鍋をつついたんだけど、お客さんの一人に「最初から、ものすごいことになりましたね!」と冷やかされながら最後に握手した手が、くりかえすけどクマのようにでかかったのを覚えてる。
あのときにした話は、今でもよく覚えてるね。
「僕らの世代は、音楽はまず体力だと思ってるけど、今やってる子たちはみんな線が細いから、やっぱり出てくる音も細いよね。」
そして、衝撃的だったのが、岡田さんと福居さんが口をそろえて言っていた、この言葉。
「音楽をやって、もう何十年にもなるけど、まだまだ音楽のことはわからない。」