時間(詞) | 吟遊詩人 (高次脳機能障がいを抱いて……)
街角で偶然に出会った
とてもとても遠い日
ほんの少し背中を丸めて
微笑むクセ覚えていました
いつか手紙に書くはずだった
朝まで探した言の葉は
今でも心に住んでいます
時間に長さがあるなんて
だれが決めたのですか
あの日のあなたの優しさは
今も見つけることが出来るのに………
街角で偶然に出会った
とてもとても遠い日
あなたの好きな色は変わらず
白いシャツが眩し過ぎました
手に救った巻き貝の
聞こえる遠い潮騒が
今でも耳に聞こえます
時間に長さがあるなんて
だれが言ったのですか
ふたりで逃げた春の海風
今も感じることが出来るのに………


