暖かな日差しこぼれる森の朝

ふたりは冬のときめきを掌に握りしめ


お互いは切なくテーブル越しに向き合う

哀しい笑顔で口に含む苦いコーヒー


2度と見れない景色の中

静かにせせらぎだけが語りかけていた


あの日からいろんな季節が過ぎたけれど 

あなたはどんな景色を朝露に見ていたの?


お互いはテーブル越しに言葉を探していた


春風に運ばれてあなたはひとり旅立った

2度と見れないふたりの想いのこの街から



春風がなんだか冷たい森の朝

ふたりは冬のふれあいを心に隠して


4つの彷徨う瞳でテーブルをはさむ

それぞれの香り感じる苦いコーヒー


あの日感じた想いは確かなもの

あなたのぬくもり感じる術はもうない


お互いはテーブル越しに切なく微笑んだ


春風に運ばれてわたしはひとり旅立った

2度と香れないあなたの匂いのあの街から



いつまでも心に残りラストコーヒー………

いつまでも香り感じるラストコーヒー………