夏ひとり言(詞) | 吟遊詩人 (高次脳機能障がいを抱いて……)
静かにたたずむ雨の街並み
はしゃぎ過ぎてただ優しく
忘れかけていたあの淋しさが
そっと胸をはじいてきた
あなたの瞳が浮かんでは消えてゆく
それが愛だとは気づかなかった
心に沁みる傷みを癒やしてよ
それを今思う お願いだから………
懐かしい白の半袖
いつもの街であなたを見た
うつ向きながら歩くクセは
今もあの日のままだった
ふいに呼び止められ笑いあえたら
言葉なんているはずもない
心に澱む傷を癒やしてよ
それを今思う お願いだから………
やがてくる秋の月光に包まれる前に
そしてほんとうはふたりで捜してきた
夢を見続けていたい
素直な瞳のままで
どこまでも信じていたかったんだ………


