人間とは、何と情けないものだろう。


自分の身に体験しなければ、人の苦しみも悲しみも、実感となって身にも心にも沁みてこない。


心に苦しみを感じ、身にも苦痛の記憶を数多く受けた者が、人の苦しみ、悲しみを思いやれる恩寵がいただけるのだから。