少年の影(詞) | 吟遊詩人 (高次脳機能障がいを抱いて……)
波は岸辺に寄せ 貝殻を拾うあなたは
けがれを知らね あの頃の
遠くを見るような 瞳のままで
大人になった 夢を追い続けながら
わたしは目を伏せ 自分の影に目を落とした
影は細く淡く 悲しく震えて見えた
それはまるで親を失くした 少年の影のようだ………
あなたは夢を語れ わたしの分まで語れ
夢に命をかけるなら
他のすべてを すててまで
臆病者の これがせめてもの言葉だ
わたしは目を伏せ 自分の影に目を落としさ
影の細く淡く 悲しく震えて見えた
それはかなわぬ道に倒れた 自分の影のようだ………


