言葉は何もいらない

あなたの微笑みさえ側にあればよかった


街のよそおいは

春の景色をまといはじめた2月の午後


道ばたに咲き誇る黄色い花に

なぜかわたしは話しかけていた


そんなつもりはなかったんだ… 

どうしてあなたを見失ったのだろう


届きそうな幸せは

すぐそこにあったはずなのに


いつしか見えないあなたの影を

踏んでしまった………


ロウバイは哀しみの風に揺れていた



言葉は何もいらない

あなたのぬくもりさえ側にあればよかった


街を歩く人々は

冬の風にうつむき歩く2月の午後


道ばたにひときわ光る黄色い花に   

なせかわたしはあなたを観ていた


そんなつもりはなかったんだ…

どうしてあなたを置き去りにしたのだろう


つかめそうな幸せは

すぐそこにあったはずなのに


語ることないあなたの心

感じてあげられなかった………


ロウバイは道行く人々に春を告げていた