たったひとりになってしまっても、どんなに淋しくても、ふたりで過ごしたあの時間の中では愛されていたということをときどき確かめたくなる。  


時の流れというのはとても不思議。

気持ちだけをその瞬間に閉じ込める。  


見えない力に正直だったから、変わっていく心をふたりは止められなかっただけ。


悲しいときは、確かに愛しあっていた頃のことを思い出す。


それは金色の木もれ陽のような希望を与えてくれる。