あなたを連れてゆくあの白い船が

もうすぐ港を離れてゆく


このままあなたが見えなくなるまで

ここで見ているのも照れくさい


だからふたりで上がった 

港の見えるあの丘の上から


あなたを見送るよ見えなくなるまで

だから今あそこに行くよ



ふたりで過ごしたほんの僅かな

この街の出来事が


明日は想い出に変わってしまう

星降る夜空のように


いつか一緒に暮らそうと言った 

言葉は慰めでなくほんとうだった


あなたもいつかわたしの気持ち

わかるときが来るでしょう



だからいつかふたりで上がった

港の見えるあの丘の上から


あなたを見送るよ見えなくなるまで

だから今あそこに行くよ