せつなさというのは不思議な気持ちだと思う。 


淋しさや悲しさのようにわかりやすくもないし、言葉で説明を求められても、はっきりと答えられないから困ってしまう。   

 

その人によって受けとめて方もさまざまで、ある人は淋しさによく似た気持ちかもしれないし、  


ある人にとっては悲しみのひとつの形になっているかもしれない。  


せつなさは、時の流れという縦糸と、いろんな出来事や気持ちの横糸が描くつづれ織り。   


せつなさは言葉では表せない。  


ただただ、心にしんと感じるもの。