なぜあなたの囁き  

もう 胸に届かないの


わたし見つめる瞳

ただ 夜に壊れるだけ


途切れたキス

彷徨う涙の理由を尋ねては誘うけど


恋は夢一途に傷つくバラ

風に揺らされながら枯れるから


抱きよせて身体ごとに………



なぜ泣き顔を染めて

もう キスを嫌うの


腕をほどく仕草が

ただ 星に輝くだけ


離れたぬくもり

哀しい素肌の色を温めてもやれない


だれも夢一途に傷つくバラ

夜に燃え尽きながらこぼれるから


眠らせて今夜だけは………