春の訪れと共に咲き誇る桜の花には、無条件に心が踊るものです。
堅く閉じていたつぼみが突如として膨らみ、そしてみるみる満開になる。
しかしそれもつかの間、1週間ほどもすれば散りはじめ、いつしか葉桜に変わってゆく。
短く潔い散り方。一時もとどまることなく移り変わっていくその姿。
その美しさゆえに心が奪われるのです。
桜の花の美しさとはかなさは、日本人の最も好むところです。はかないがゆえに美しいという無常感。
その無常感は日本には古来から定着しています。日本人の美しさでもあります。
人生も同じではないでしょうか。
それは常に移ろい、変化を遂げていくものです。年齢的な変化もあるし、環境の変化もあるでしょう。
それらの変化を恐れないことです。
柔軟な心で変化を受け入れ、過去には執着しないことです。
変化を嘆くのではなく、そこに新たな美しさや
希望を見いだすこと。
そんな人生を送りたいものです。