皆さんは子どもの頃から、「人に迷惑をかけちゃいけないよ」と親などから言われてきたと思います。

また、「人にお世話されるより、人のお世話をする人間になりなさい」というふうにも教えられたでしょう。

それは一面、正しい教えのようですが、あまりかたく考えることはないと思うんです。

世の中は「持ちつ持たれつ」です。
互いにお世話し、お世話される関係性抜きに生きていくことはできないからです。

迷惑をかけないことよりも大事なのは、迷惑をかけたら、お世話になったら、そのことに感謝する気持ちを持つことではないでしょうか。

日常の細々としたことまで「ありがたいなぁ」と思えばこそ、「自分も誰かのためになるお世話をしてあげよう」という気持ちになれるからです。

そういう感謝の気持ちを忘れると、自分ひとりで生きている気になって、傲慢な人間になったりすることもあります。

他人に対して無関心にもなるでしょう。

他人に迷惑をかけないように配慮することは大事なことですが、生きているなか互いに感謝の気持ちを持つことがもっと大事かもしれません。