桜の花びら舞う空に陽がのぼり
朝焼けが訪れるころ
いにしえの流れを刻む島を彼女は包んで
香澄の野山を目覚めさせてゆく
古いしきたりが支配する神の島
彼女の志が人々にふれるのは
いつのことだろうか……
海の姉妹の絹の心に包まれて
足元に波が寄せると
美しい詩を奏で彼女は龍のひとみを
あたたかな香りで心の奥まで魅了する
古いしきたりが支配する神の島
彼女の願いが人々にふれるのは
いつのことだろうか……
時はいつしか遠ざかり過ぎてゆく
それでも人々はここにいる
波に流されて響く彼女の声を
人々はいにしえから刻んでいるはず
古いしきたりが支配する龍の島
彼女の微笑みよみがえるのは
いつのことだろうか……