街の通りで偶然に出逢った
とても遠い時間が胸を揺らしていった

ほんの少し肩をまるめて
微笑むくせを覚えていました

いつか手紙に書くはずだった
朝まで探した言の葉は

今でも心に住み続けています

時間に長さがあるなんて
だれが決めたのだろうか

あの日のあなたの優しい笑顔
今も見つけることができるのに……


街の通りで偶然に出逢った
とても遠い日が心に触れてきた

あなたの好きな色は変わらず
青い服を身につけていました

手にすくった貝殻に
聞こえてきた白いしおさいが

今でも心に住み続けています

時間に長さがあるなんて
だれが決めたのだろうか

ひとり逃げた秋の海の
風の匂いを感じることができるのに……

時間に長さがあるなんて
だれが決めたのだろうか

あの日のあなたの優しい笑顔
今も見つけることができるのに……