人は、自分の命が脅かされるような出来事や、直面すると心が壊れてしまいそうになる思い出を、

心の奥底の潜在意識にしまいこむことで、快適さを続行させようとする本能があるそうです。

たとえば、幼いころ親に逆らえず本心を言えなかった不満、冷たくされたときの悲しみ、

他人に深く傷つけられた一言、大好きだったのに別れることになってしまった相手への愛しい思い、つまらないことでいちいち傷つく自分……

それらを心の奥底に埋め込むことで平穏を保つのです。

じつは、生まれた負の感情を「潜在意識にしまう」という行為はとても知的な行為かもしれません。

これがなければ、僕たちのコミュニケーションは成り立たないからです。

でも大切なのは、あらゆる負の感情は潜在意識にしまわれているという事実を認識し、それらをひとつひとつ解き放つことです。

ぐっとこらえた気持ちや、感じないふりをした気持ちをほったらかしにしないで、その日のうちに心から取り出してあげることでしょう。

潜在意識にどんな感情が埋もれているのかを読み解くことこそが、僕らを幸せに導くカギとなるのでしょうね。