風は流れる南へとゆっくりと
もう戻ることはない あの日の淡いときめき

恋の傷跡はそれなりに懐かしく
飲み明かせば言葉のカケラも

今はただの想い出に過ぎない………

名前を呼べば
今でもきみはあの場所で笑っている

そんな気がする夜はそっと瞳を閉じる

ふたりは着飾る衣装をなにも身につけず
それぞれの空に旅だった

めぐる季節はいつかお互いをセピア色にそめ
少しづつ変わってゆく

春を探すメジロよ 
いったい僕らはどこに翔んでゆくのか……


久しぶりの胸をさわがすきみのメール
もう戻れるはずもない あの日の愛しき風

春の陽射しがいつもより眩しく
感じてみれば言葉のとげも

今は懐かしい想い出に過ぎない………

名前を呼べば
今でもきみはあの場所で瞳を見せる

そんな気がする夜はそっと星を見つめる

お互いに飾る心は決して持たないで
それぞれの道を歩いていった

春を紡ぐメジロよ
いったいふたりはどこにいるのか………


金木犀の匂いがした坂道の川沿いの家から
聴こえてくるピアノが
いつも心を癒してくれた………今も聴こえてくるのかな?

めぐる季節はいつかお互いをセピア色にそめ
少しずつ変わってゆく

春を探すメジロよ
いったい僕らはどこに翔んでゆくのか………