空を秋が覆い
心の震えが夏の熱さをぬぐいさる
きみとの憩いは花を知るには十分だった
きみの微笑みは確かに心に焼きついた
あの日の南風は
僕らをどこに運んでいったのだろう
花は葉を想い 葉は花を想うのに………
秋風よ この想いを花と葉に伝えてくれないだろうか
雲が鱗をつくり
鯉のように流れて夏の薫りを消してゆく
きみの瞳は葉を切なく観るのに十分だった
きみの匂いは確かに葉を掠めていった
あの日の南風は
僕らをどこに飛ばしていったのだろう
花は葉を想い 葉は花を想うのに………
秋風よ 伝わるように花と葉を震わしてくれないだろうか
あの日の南風は
僕らをどこに運んでいったのだろう
花は葉を想い 葉は花を想うの………
秋風よ この想いを花と葉に伝えてくれないだろうか
