今年のレバランは正式に3月31日からと決定しました!
よって今日30日のプアサが最後となります…ああ嬉しい!!!
えらい人たちが望遠鏡で月を覗いて決めたらしいです。やっと終わる!嬉しい!
ムスリムなんて関係ない僕ですが、これだけの宗教イベントになると意識しちゃいますね。
さて、日本ではあまり知られていませんが、インドネシアでは国是により、
外国人を含む全国民が「何らかの宗教に属している」事が必須となっています。
解りやすく言うと住民票の宗教欄で6つの宗教から、どれかを選ばなければなりません。
で、この国では国民の87%が「イスラム教」に属しています。10人中9人ですな。
しかし「多様性の中の統一」を掲げており、それでも国教ではありません。
だから非ムスリムの僕達が酒を飲もうが豚を食おうが問題にはなりません…
考えてみりゃ凄い事ですよね。同調圧力強めの日本だと逆にあり得ないと思います。
僕はナチュラルに自分が「無宗教」だと思っていましたが(嫌宗教と言っても良いかも…)
少し考え方を変えました。やっぱり日本人なので思想は「仏教」だと思うのです。
日本だと自分の宗教を主張するのは、それはそれで怪しい奴的な所がありますが、
100%何かの信仰を持っているこの国で「無宗教」は危ない人だと思われると思います。
宗教を問う=その人の善悪の判断基準を問うていると考えて良いと思います。
それがない=何するか解らん人、過激だと共産主義者とか思われるんじゃないかな。
だから僕は自分の宗派が解らないけど「仏教」に属していると考えています。
注)親父が教えてくれず宗派が不明。よって葬式は「無宗教」で実施しました。
なんでこんな事を書いてるか…それはこの国の仲間が☝を心配してくれるから。
イスラム教って他者はどーでもいい、自分の信仰心だけの問題って感じなのですが、
それを押してまで色々とアドバイスをくれるのですね…
アイさんは遠回しに、IBUドゥクンは突拍子もない方法で(汗)
僕たち家族の事を心配して「お寺に行きなさい」「神仏に祈りなさい」の忠告から、
そして娘の病気が回復に向かった件(嫁氏は今もかたく効果を信じています)
で、人生50歳を超えてから生まれて初めて真面目にお墓詣りなんてやりだしました。
何が変わったかって特にありませんが、周りの人が安心したように見えます。
日本でもインドネシアでも「やっと普通の人になったか」って感じですね。
さて、僕が宗教=ロクでもない!って思ったのは、昔付き合った彼女との事から…
良い娘だったけど、ついに戻って来なかった(汗)
自分が不幸だと思っていて、それを何とかしたいと考えてそこに付け込まれて…
彼女へ説得のやり取りはこんな感じです。
・自分が幸せではないのは「祖先」の行いが悪いせいである!
(僕)なぜ祖先の行いが現在の君の人生に影響するのか?
⇒ そうなっとるから。ウチは不幸や。
(僕)そもそも祖先の行いが悪い証拠は?
⇒ 自分が幸せではないから。
(僕)なぜ水をかぶったら先祖供養になるのか?
⇒ そういう決まりになっている。
(僕)君はそれで良いかもしれないが(生活が変わって)僕の気もちはどうなる?
⇒私が幸せになれば(僕も)嬉しいだろうし、幸せになるはず!
(僕)つきあっている時は「すごい幸せ」って言ってたけどあれは違ったの?
⇒幸せだった。でも(指導員的な人に?)止めろって言われている。
(僕)幸せだったのなら、こんな後ろ向きな考えは止めようよ。
⇒不幸の連鎖を断ち切る!これ以上前向きな話はない。
(僕)人間は今現在の生活において努力して自力で幸せになるのではないのか?
⇒幸せなあんたにはわからん!
・自分が幸せでないのは・・・以下無限ループ。。。(汗)
あの頃(付き合っていた時)は楽しかったなぁ~などと、涙ぐむこの娘を見て、
心底「新興宗教」って奴が嫌いになりましたね。本当に酷いと思った!!!
でもね、何かを信じるのはこの娘の自由であって、止める権利はなかったとも思います。
でもまあホンネではこんな下品な似非宗教はどうかと思いますがね…
ここって先日、解散命令がでた例の奴だと思います。30年前にも問題になった奴。
あっても害悪にしかならんと思われたからでしょうし、僕も☝があるんでそう思う…
だから昔は宗教なんて…って嫌悪していましたが、皆が信仰を持つ国にきて変わりました。
その人が信じているならそれでいい。そうとしか言いようがないなぁ。
僕ですか?僕としては神様の啓示を受けた…などという人達のいう事は信じませんが、
一生懸命にそれを信じている人の純粋な行為と心は尊重しようと思います。
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