こんにちは！！
少し前に「変なテンション」のブラックマジックな記事をアップしましたが…
意外なくらいに効いております。。。凹みぎみです。。。
自分としては、それなりに現地民へ溶け込んでいったつもりでした。
でも、自分では理解できない理由で拒否され、利用されたような気がします。
しょせんは金持ち（と思われてる）日本人の自己満足！？って感じでショックですね。
また（楽しいけど）家を出たのも効いてますね。なんか落ち着かないというか。
そんなこんなで僕の養護派、アイさんや運転手さんから提案がありました！
なんでも以前、同じアパートで働いていた娘が結婚し、田舎へ引っ込んでいるとか、
そこは海べりで観光地でもあるので、その娘に会いに行きませんか？という物です。
とても良い娘で今回の事にもきっと良いアドバイスをくれますよとのこと。
まあ僕の為を思ってくれての事だから…と了承し、先だって行ってきましたよ。
目指したのはボゴールの遥か南！チソロなるKampung（田舎）ですね。
さて、渋滞考慮で朝早く向かった現地。
あいにくと雨。でも船じゃなく砂浜見るのこの国で初めて！
とても長閑でとても田舎！いい感じです。
この辺りには「Karang Hawu Beach」という有名な海水浴場もありました。
で、その女性の嫁ぎ先の家に行ってきました！本当の庶民のお家。
インドネシアの普通の民家に入るのは久々。。。
世界共通で男の子はウルトラマンを見るのね（笑）
大事なバイクは屋内保管みたい。
ニワトリが人間と生活しとる！
ピヨピヨ可愛い事（笑）
この国で大人気のアメリカンクラッカー！！！
この子（甥っ子さん）も御多分にもれず持ってました（笑）
さて、お会いした女性はＬさん。
流暢な英語を喋ります。驚いた事に”独学”したとのこと・・・
（多分…）聞いて覚えたので筆記は出来ないみたい。。。
でも外国人と不自由なく意思疎通が出来るようで、英会話が好きみたいでした。
ムスリムらしく、控えめで微笑みながらゆっくりと喋ってくれました。
「私は病気で学校に行けなくなった。貧しいので治療も出来なかった」
私は少し頭がおかしくなった。でもある時、英語の文字（字幕？看板？）などを
見て興味をもった。そこから少しづつ英語を覚えるようになった。
そして英語を喋れるようになったので、家の近所のホテルで働くようになった。
そこで偶然、（ジャカルタで働いていたホテルの）オーナーに出会った！
その縁でジャカルタに行き、そこでアイさん達と出会って友達となった。
あなたにブラックマジックをかけた人は知ってる。良い人ではない・・・
私は結婚するまで夢があった！それは外国で働く事！（ここでアイさんと同意！）
でも結婚してココに帰ってきた。サーフィンが好きなのでサーフィンをしている！
あなたはインドネシアのKampungが好きか？ 私のお勧めの場所と水田を案内する！
なにやら壮絶な人生をアッサリ語ってくれました。そうなんですよね・・・
アイさんもそうなんですが、逆境から頑張ろう！って人、特に女性をよく聞きます！
英語を喋るってこの国だと庶民ではとても珍しいのです。意思の強さを感じる！
澄んだ目で淡々としゃべるＬさん。でも拒食症の後遺症でガリガリでした・・・
サーフィンが好きみたいで何度もサーフィンって言ってたけど。。。
ヒジャブ被ってインドネシアの田舎の海でサーフィンなんだ（汗）
ビーチボーイズのイメージと随分と違う・・・
で、その後はお勧めのスポットに案内をしてもらいました！
なんか静かで本当に素敵なところでしたねぇ。癒されました。
沖に漁船が停泊してますね。
ボケーっと海を見ていたい・・・ずっとね。
ここが好きなの！撮影ポイント！って言ってた（多分…）
ええ、ほんと綺麗でしたね♪
じゃあ、これからウチの水田（SAWAH）を案内するね。
と連れて行ってくれたのが、この海沿いにある田んぼたち。
信じられないけど、海からすぐです。。。
ちなみに田んぼってメチャクチャ歩きにくいっす。
ツルツル滑るし、スリッパは取られそうになるし（笑）
でも汗だくで必死で歩くのは何故かとても楽しかった！！！！
こうやって素朴な人達とあって素敵な風景の中にいると・・・
黒魔術とか人の憎しみが、とてもちっぽけな物に思えてすうっと心が軽くなりました。
ああ来てよかった・・・って本当に思いましたね。
最後は遠慮するＬさんを誘って、運転手さんやアイさんと食事です！
お勧めのお店だって！ NASI LIWEUTねらいね！
チュミ（烏賊）
トゲ（もやし）炒め 大好き！！！
イカン（魚）バカール（焼き）！
いや～美味しいんだなコレが！ 名前聞いたら「バナナの魚」って（汗）
ナシ・リワット！
皆さんの想像の30倍は美味しいです！！！！
驚愕の美味しさでした！最後にはオコゲも食べれるしな。
一同必死で食べる！
本当に美味しかった・・・最高だっちゃ！！！
という訳ですっかり元気をもらって帰ってきたのでした。
なんと言う事もない、ただインドネシアの片田舎の普通の民家に行って、
ただそこで真摯に生きている人にあって話を聞く、それだけの事なのですが、
なにかとても大事な物を与えてもらったような、そんな素敵な気分になったのでした。