精霊馬(しょうりょううま)
お盆にキュウリやナスに4本の足を刺して作るお盆飾りのこと。
ご先祖様が浄土と現世を行き来する際に使う乗り物として表現されている。
(参考:生成AI)
画像は現代仏壇さんからお借りしています
わたしはこれら↑を「精霊馬」と呼ぶのだと最近知った。
「お盆のアレ、ほら、キュウリとナスのやつ」って感じで呼んでいたから。
それで通じる
長野県の実家では、この精霊馬を8月13日頃から16日頃まで仏壇に飾る。
今年のお盆は帰省しなかったので、「お盆なのに地震やら台風やら大変だよね」なんて、ニュースを観ながら夫と話しつつ。
心の中では亡き祖母のことをひっそりと思い出していた。
仕事で忙しい母に代わり世話してくれた、おとぼけキャラのおばあちゃん
そして15日の夜、祖母の夢をみた。
もしかしてお盆だから私のところにも来てくれたのかもと思った。
夫に話すと、「それならあの割りばし刺すやつ作ってみる?」と提案が。
夫の実家のお盆はお墓参りするだけだからか、わたしの実家で見た精霊馬が印象的だったようで。
「たしかにね、帰るのに牛がいるよね」って、冷蔵庫にあった小ぶりのナス🍆で牛を作ることにした。
来るときはキュウリ馬、帰るときはナス牛に乗るそうです。諸説あり。
割りばしを刺して足を作るのは息子(小2)。
鞍(くら)がわりのそうめんを茹でるのは夫。お昼ごはん作りも兼ねて
わたしは…司令塔。という名の口だけ出す人ビシっ
↓そしてできたのがコレ。
特徴②夫がそうめん取り分け忘れ、めんつゆが付いた鞍
こんなときに限ってぶっかけそうめんだったから
こんな牛に、祖母は乗ってくれたのだろうか。
めんつゆ臭いなあ…
穴あいてて乗り心地悪いなあ…
愚痴りながらも、極楽に帰れたなら良しとしよう