公開から時間が経って、見逃さない内に観に行かなきゃって事で、長崎・佐賀・福岡が舞台に
なっている映画「悪人」を観てきました。
人間の悪い面、いい面、悪人と単純に本当に決めて良いのか…。考えさせられる映画でした。
妻夫木聡演じる祐一、深津絵里演じる光代をはじめ、被害者の父親役の柄本明、祐一の祖母
で育ての親である樹木希林の快演…人間模様が実に丁寧に描かれていた映画の様に思えた。
加害者の家族と被害者の家族は、正反対の立場であるはずだが、映画ではその失意と悲しみ
の深さが共通的に描かれている。
ちょっとした場面での演出では、長崎バスの運転手の言葉や傲慢な若者(大学生)に疑問を
持つ大学生など、細かい部分にも丁寧に作られた映画でした。
お金払っても十分余りある作品だった様に思います。