最近の和の文化をみなおすブームで二十四節気を覚えた方も多いのではないでしょうか。
二十四節気とは、少し詳しいカレンダーに書いてある、『立夏』とか『芒種』とか『夏至』のことです。
和菓子屋さんでそれにちなんだお菓子がつくられたり、四季を感じる助けとなっていますね。
この二十四節気の分類は、もともとは古代中国で生まれました。
現代では季節を感じるくらいにしか使わず、気にするのも冬至や春分・秋分くらいですが、古代中国では実用の面もあったようです。
古代中国で生まれた暦に関係する占い、たとえば四柱推命や紫微斗数や九星気学ではいまだにこの二十四節気に沿って時期を分類します。
たとえば四柱推命で生まれた月から出す『月柱』は、現在の暦基準の月ではなく、二十四節気基準の月から出しています。
とはいえやはり日常生活では二十四節気を気にする機会は少ないと思います。
だからこそ、たまには気にして季節を味わう、お金のかからない贅沢をしてみてはいかがでしょう?
今年の次の二十四節気は6月6日の『芒種』です。四柱推命ではここから庚午の月になります。芒(のぎ・稲などの穂の先にある突起)のある植物の種を撒く時期という意味です。今の日本において芒のある稲の種まきはずいぶん前ですが、農家さんはお仕事の増えるころだろうと思います。
その次の『夏至』は6月22日です。一年で一番日が長くなる日は、昨今の異常気象が叫ばれる中でも、何千年も昔から同じです。世界のどこでもこの日を気にしていたようで、たとえばシェイクスピアの『真夏の夜の夢』の“真夏”は夏至のことを指します。短い夜を楽しむのも面白そうです。
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