彼にはださないけど、やはり迷いがあった。

許そうと決心したものの、心がついていかないのだ。

妊婦や子供をみるのがとても苦痛になっていたから。

一生私はこのままなのか?これをしょって本当に生きていかれるのか?

ととても悩んでいた。

ベビーカーを見るのも辛かったし、ビオレママのCMやたまごくらぶひよこくらぶのCMも見ると本当に悲しくなった。

彼女は今頃彼の子供を抱いている。


どうして子が、しかも前妻の子ではなく、戸籍上にもない子に悩まされなくてはならいないのだろう、、、、心が決まらないと彼にも素直に話した。


彼はどうしても結婚してくださいとなんども頼んできた。


結婚、私にとっては失うものが多い。

跡取りの私、家を捨てるのか?

仕事に生きてきた私、彼と結婚したら私が仕事を辞めなくてはならない、

仕事なんていくらでもあるのだが、外科医は一線で働いていないと仕事は難しい。

そして、子供だ・・・・・


私は明答しなかった、こんな日々が2ヶ月くらい続いた後、彼はいきなりあの指輪を買ってきた。

お願い、受け取って欲しいんだ、

絶対悲しませるようなことはしない、

僕のすべてを本当に投げ出していいんだ。

yuriが結婚で失うものが大きいのもわかる、

でもそれ以上を僕の全力をかけて補ってあまるものにするから、一緒に歩いて欲しい、

もし、yuriが歩けなくなったら、おんぶして春には桜を、秋にはもみじをみせにいくよ、

目が見えなくなったら、いつも一緒にいて全部僕が口で説明するよ、

一生yuriのために働き続けるよ、だからお願い


もうそこまで思ってくれるのなら私も踏み込んでみよう か・・・・・




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