25年位前、まだ私がスーパーで働いていた頃の話です
その日は仕事が休みで、母と二人で家でのんびりしていました
すると午後2時くらいにパトカーの音が聞こえてきたんです
それが一台や二台の音ではないんですよ で、近くで停まって
さらに追加?のパトカーが行ったり来たりって感じで、近くで
交通事故でもあったのかと思っていました
次の日の新聞を見てビックリ! 地元で銀行強盗(未遂)が
あったと書いてあったんです 一人の男が包丁を片手に
信用金庫に入ってきて、窓口の女性に「おいっ!」と言って
包丁を向けたのだそう 女性が悲鳴を上げたとたん、男は
何も取らずに乗ってきた車に戻って発車 その時、何人かの
男性社員がカラーボールを投げつけて車に命中 急いで警察に
通報 そのカラーボールの痕が功を奏して犯人逮捕となりました
その日の朝仕事に出勤した私はまたまたビックリ! その犯人は
スーパーのある町に住んでいる男だったのです そしてその男の
娘さんは当時中2で、私のところに英語を勉強しに来ている
生徒さんだったのです! ビックリどころではありません!
かなりの衝撃です! その夜、彼女のお母さんから連絡がきました
「先生に迷惑がかかるのでしばらく休ませて欲しい」とのこと
私は「全然迷惑ではない、みんなと会うのが嫌ならマンツーマンに
してもいいし、勉強する場所を変えることもできる」と言ったのですが
「行かれるようになったらまた連絡します」と言われました(涙)
その町には、犯人の男の幼馴染もたくさんいました 長い付き合いで
その男の性格や育った家の環境、今の仕事(自営業)の状況なども
よくわかっていたので、みんなで集まって、警察署に嘆願書を出した
そうです 「彼のしたことは確かに悪いことで、どんな理由があっても
許されることではありません しかし、彼は仕事に行き詰まり
どうしようもないところまで追いつめられていたのです」
同級生たちを中心に、かなりの数の署名が集まりました
その嘆願書が功を奏したかどうかはわかりませんが
未遂と初犯ということもあってか、実刑とかにはならなかったと
記憶しています 娘さんも半年後くらいにはうちに来て
勉強出来るようになりました
私は今でもパトカーの音を聞くと当時の事を思い出して
胸がドキドキします(汗)