カナダから帰国してすぐに、せっかく覚えた英語を

忘れないように、英会話教室に通うことにしました

先生は50代のアメリカ人男性のオニール先生

生徒は20代から60代の女性ばかり8人のクラスでした

 

ある時、レッスンが終わって帰ろうとした時に

日本人女性のオーナーに声をかけられました

オニール先生が中1男子生徒のことで悩んでいるから

ちょっと話を聞いてもらえないかと言うのです

 

オニール先生曰く、彼にはまったくやる気がない

質問しても答えないし、解ったかどうかもわからない

彼のお母さんからは文法中心で、高校入試のための

授業をしてほしいと言われているが、この調子では

合格は難しいと思う・・・とのことでした

 

そこで私は彼のマンツーマンのクラスを、教室の

後ろから見学させてもらいました オニール先生の

いうとおり、その生徒さんは一切言葉を発せずに

ずっと下を向いたままでした 

 

そこで私が気が付いたのは、先生は英文法を英語で

説明しているということです(笑) 中1といえば

まだ英語の勉強を始めたばかり 大人だって難しい英文法を

英語で説明されたって、チンプンカンプンでしょ?(笑)

 

そしてそれをオニール先生に言ってみたのですが

どうにも納得できない様子(汗) そこで私は日本語で

ベラベラと話出しました 日本語初心者の先生は無反応で

無表情(笑) 「ほらね?分からない言葉で言われたら

誰だってこんな風になるでしょ? 彼も同じですよ

He doesn't know even a word!」と言ってやっと

納得したような感じでした(笑)

 

そのあとオーナーと生徒さんのお母さんと話し合いを

したそうです ここは英会話教室で、講師は日本語が

出来ません なので入試の為のクラスを希望するのなら

学習塾に行ったほうがいいかも知れないですと伝えると

あっさりとじゃあそうします!と言って辞めたそうです

 

その1年後に、私は自分で英語塾を開いたのですが

入会希望の方が来たらまず最初にミーティングをして

生徒さんの希望をよく聞いて、私の方針も説明して

お互いが納得したうえでレッスンを始めるようにしています