こんにちは。


「関東学生囲碁団体戦」は俗に「関東リーグ」と呼んでいたので、これにしましょう。


関東リーグは、関東一円の大学生が集う団体戦です。

各クラス8校で総当たり戦、1校5名を揃え、3勝した大学が勝ち。


最盛期には8クラス程度あったと聞いた記憶がありますが、私の頃はおおよそ5クラス、今は4クラスということで、やはり5人集まらない大学がいくつか増えて自然消滅したのか、参加する意義がないと判断したのか・・・。

でも、8年前くらいに有志によりBリーグというものが立ち上がりました。

3人1チームで互先/ハンデ戦リーグが関東リーグと並行して行われており、これは各大学のレギュラーになれなかった人も楽しめるような受け皿になっています。

関東リーグ、Bリーグに参加せずに応援、棋譜取りに専念する現役や各大学のOBOGらも観戦しに来るので、まず300人は下らない規模の催しです。


現役時代、どんなことがあったかなぁ、ということで当時はとてもさかっていたSNS、mixiの日記見ながら記憶を掘り返してみました。


ま、先に総括すると、なんだかんだ熱かったし、楽しかったということなんですけどね。


■05年春

この時はまだmixiやってなかったみたいじゃわい。

えっと・・・確か1日目は自分の引っ越しでお休みし、残り5局を対局。

慶応の主将の人に1目半くらい勝利したものの、試合後に「僕に苦戦するようじゃまだまだだね」となぜか言われて「なんだよなんだよ」と。

たぶん、当時は元院生Aクラスで大学進学した人がほとんどいなかったから、なんだかんだ意識されていたのかもなぁ、と今にして思う。

つまり、みんな若かった!


早稲田の女帝が主将で全勝していたが、1日目に俺とあたらなかったせいだかんな!とりきんだが、誰も気にしていなかった。


中央は2部落ち。個人は主将で4-0。

古豪としてはふがいない結果であり、1部リーグ残留は最低限の目標であった。


■05年秋

最終日にチャイナドレスを着て、それが理由というわけでもないけど半目負けを喫す。

ただ、ふりかえるに10月でスリットから忍び寄るすきま風がちょっと寒かったのと、スリットからのぞくすね毛がセクシー過ぎた。

つまり、スリットを正しく使うべきであったのだ。


中央は2部で優勝し、1部昇格。個人は主将で6-1。



■06年春

この年あたりから元院生が学生囲碁会に増えだす。

たぶん「あっ、ふかしごときでも行けるんだ。あっ、俺も行ってみるか」みたいなことだろう。


あんまり覚えてないけど、最終日は恒例のコスプレデー(?)なので、作務衣を着ていたらしい。

他の大学ではプロレスマスクをかぶっていたので、貸してもらった。

俺の心の中では「作務衣+マスク=ザ・グレート・スシ」が成り立っていた。


中央は3-4で5位、1部残留。個人は主将で7-0。


■06年秋

東大との対局で読み違いで序盤に種石をばこんと取られ大劣勢。

怒涛の追い込みを見せるものの、半目負け。

この東大の主将に、中央の先輩(あだ名:係長)が勝ったことがあるため「係長>東大主将>俺」という不等号式が成立する。


某女子(元院生)がうさみみをつけて対局をしていたのが、なぜか若干物議をかもす。

すまん、チャイナから風紀を乱したのは俺かもしれん。

まぁ、いまだに「それはそれで面白くて迷惑かけてないならいいんじゃない」というスタンスなので、節度を守っていればいいと思うのだ。


中央は3-4で5位、1部残留。個人は主将で6-1。


■07年春

「行った打った勝った」としか書いてない。

完全に天狗になっていた時期のようだ。こんな若造がいたら、教育的指導だ!


たぶん、去年の学生囲碁界で言えば専修大の大関くんくらい勝ってた時期だった。

そう考えると、ロートルでは教育的指導ができなさそうだ。

強くても、何を言っても許されるってわけじゃないんだぞ!と搦め手から攻めよう。

あ、大関くんは過去の俺よりずっとできた人間。かもしれない、のであしからず。


中央は2-5で5位、1部残留。個人は主将で7-0。


■07年秋

初日の前日に喘息が発症して瀕死になる。

試合前に体調崩すなんて、遠足の前に熱を出すが如し。


最終日に早稲田に3-2で勝つ。昭和62年から20年ぶりの勝ち星だった。

ここに勝ちに行くしかない、というオーダー作戦の妙が奏功したのだ。

こういうときの盛り上がりや達成感は、団体戦ならでは。


ついでにみおりん(下坂美織現二段)の関東リーグ32連勝も止め、軽くブーイングをくらう。


中央は5-3で4位、1部残留。個人は主将で7-0。


■08年春

慶応主将(元院生)に半目負け。

これまでの関東リーグの負けは全部半目という謎の勝負弱さを露呈する。


22年ぶりに東大に勝利&3位浮上。

前期に早稲田に勝ったことで、部の空気が変わっていたようだ。


東大戦、2-2となった最終局は中大の長老格(6年生)であった。

彼は真か嘘か、関東リーグのために6年生になったと豪語する男だった。

彼は学生の本分を忘れ、囲碁に大学生活のほとんどを捧げていたようだった。

彼は囲碁も私生活もポカが多かった。


彼が2-2となった最終局で命運をかけて戦い、優勢を築いていた。

中大のみんなは祈っていた。

「他のどの碁をやらかしてもいい、今回だけはなんとかこのまま終わらせてください、神さま」と。


彼の相手(東大副将)は元院生だった。

彼から見て、元院生というのはエリート戦士だった。


数えて4目半勝ち。

俺は「対戦票には自分でマルをつけてください」と彼に促したが、ぴくりともしない。

いぶかしんで顔を除くと、大粒の涙がぽろぽろこぼれている。

最年長で、泣くキャラでもないのに、それはズルいでしょう。

俺もちょっと泣いた。


中央は5-3で3位、1部残留。個人は主将で6-1。


■08年秋

明治主将に半目負け、早稲田主将に3目半負けと、1期中に2敗を喫す。


東大にはこの期も勝ったものの、早稲田・慶応の壁は厚かった。

「一度でいいから、他のみんなにも勝つということを経験してもらいたかった」と書いてあったが、これは今でもそう。

一度の経験は、きっとなにかの支えになるとは思うのだ。

でもまぁ、勝てなくても、それはそれでいろんな経験はあったけどね。


中央は5-3で3位、1部残留。個人は主将で5-2。



ふー、思い出に浸るなんて、俺も年かな!

明日は御茶ノ水)明治大学駿河台キャンパスに行って、現役を応援しに関東リーグに行きます。

もー知ってる顔はほとんどないだろうな~。



以下、2つのクラウドファンディングを応援しています。


第1回13路盤プロアマトーナメント戦

囲碁のまち岩手県大船渡に囲碁神社を創設し、復興を目指したい!

ごぶさたです。


いくつか、助成金やら原稿の締め切りにちょいと追われまして、1週間ほどばたばたとしておりました。

出版業界では俗に「ゴールデンウィーク進行」というみたいです。


まぁ、あまりネタらしいネタもなかったので・・・。

私の座右の銘は「無理をしない」なので、更新しない時は更新しない、のだ!


さて、4月30日は幕張メッセで行われたニコニコ超会議に行ってきました。

目当ては囲碁イベント・・・も1つではあったんですが、目隠し9路対決とか、囲碁×将棋 異種格闘技5番勝負というところで、過去の超会議とそれほど変わり映えはしなかったので、まぁちょこっとさわりだけみておいて、という感じで。



写真① 高尾先生 VS ほっしー


写真② 5番勝負直前 大矢先生、巻幡さん、スペースマン

写真③ 暇なプロ3人衆 関君、きべっきー、ほっしー

あとは、人工知能の超トークとやらを拝聴。最初寝ちゃったけど、後半ちょっと面白かったね。

3Dのデータ収集をするための基盤ができていない、という話が印象に残ったなり。


写真④ 居酒屋にて 背中で語るフィギュアたち


これ、1番左と左から3番目以外は、全部わかりました。

みなさん、わかりますかね?答えは次回の記事でー。


さて、明日から春季関東学生囲碁団体戦ですね。

さすがに卒業して8年目なので、知っている現役もほとんどいないけど、まぁ最終日の5日は母校である中央大学の応援に行ってみるかな。

いろいろ、思い出はありますねぇ。



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第1回13路盤プロアマトーナメント戦

囲碁のまち岩手県大船渡に囲碁神社を創設し、復興を目指したい!




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こんばんは。


クラウドファンディングというものをご存知でしょうか。

以下、Wikipediaから抜粋です。


クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。


囲碁界では、政光順二さんが一昨年に「READYFOR」という大手クラウドファンディングサービスを使って「超一流棋士による囲碁13路トーナメント戦を開催したい」 というプロジェクトで目標金額300白万円に対し、380万円超を集め、イベントが開催されたことで話題になりました。


さて今般、2件の囲碁に関するクラウドファンディングが立ち上がっています。

いずれも、私が関わっておりますので、ご紹介です。


① 第1回13路盤プロアマトーナメント戦


日本棋院が立ち上げたクラウドファンディングシステム「日本棋院ドリームファンディング」が立ち上がり、その第1弾企画として13路盤プロアマトーナメント戦が開催されます。


私も、囲碁クエで13路をそれなりにやり込みましたし、13路の普及は囲碁の楽しみ方の幅が広がると考えているので、全面的に応援しています。

本企画はプロアマトーナメント戦と銘打たれているとおり、アマチュアも参加でき、さらにはコンピューターも参加できるという、画期的なオープン戦です。

私も、もちろんアマ/コンピューター予選に参加予定です。


② 囲碁のまち岩手県大船渡に囲碁神社を創設し、復興を目指したい!


こちらは「READYFOR」を使ったプロジェクトです。

起案者の木谷正道さんは、故木谷実九段の実子です。

私は大学3年の時にお会いし、足掛け9年ほどお付き合いさせて頂いています。


岩手県大船渡市に碁石海岸という地名があります。

この大船渡で、囲碁による町おこしを計画する動きがあり、2014年から「碁石海岸で囲碁まつり」を開催し、今年6月が3回目になります。

2011年の東日本大震災の折には、台湾からの多大なる義援金が送られ、また、日本棋院に対しても海峰棋院、台湾棋院から多くの支援を頂き、「タケフ基金」 が設立されました。

これに感謝し、また復興の兆しを台湾の方々に見て頂きたい、との想いで、今年の「碁石海岸で囲碁まつり」は日台交流をテーマに開催されます。


いろいろな偶然が重なり、本イベントの1つの柱として「囲碁神社の創立」の流れができました。

私は「碁石海岸で囲碁まつり」には運営側で参画しており、全面的にこれを成功させるべく努力しています。



そんなわけで、ご興味があるかたは、まずはそれぞれ見て頂ければと思います。

もちろん、よろしければ直接的なご支援(!)や、お知り合いに「こんなことやってるらしいよ」と告知のご支援などもいただければ幸いです。

どうぞよろしく!




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