こんばんは。
唐突にシリーズ化し、後に続かない第N段「囲碁新格言シリーズ」を開催します。
これまでの囲碁格言は、使えるものもあればイマイチ信頼性に欠けるものもあって、玉石混交でした。
これを取捨選択して、ザクッとまとめちゃうのが「囲碁新格言シリーズ」です。
第1回目の新格言は「真ん中へんに打っておけ!だいたい合ってるはず」です。
例えばこんなケース。
これは旧格言(?)でいうところ「左右同形中央に手あり」です。
これは「三目の中央が急所」でしたか。
いずれの格言も部分的な戦いに関して「いい感じ」の形を表している格言です。
これは格言ではないですが、ワリウチもそうですね。
ワリウチの場所がわからない、とお悩みのアナタに送る「とりあえず真ん中へんに打っとけば?」です。
最後に模様の消しの見当にも使えます。
例えば、こんな局面。
右辺の黒模様に、どのように消しに入ればいいか、まったく考え方がわからないよー、という方はよくいらっしゃいます。
そういうときは「模様の一番外側の石を線で引いて、その真ん中へんに転がしておくとワリといいですよ」という考え方になります。
部分の形でも、漠然として答えのなさそうな広い局面でも、だいたい使えると思うので、考え方の指標としてみてはいかがでしょうか。
真ん中へんに打っておけば、対局相手や上手、囲碁の先生もおしなべて「あー、ワカるー。気持ちワカるわー」とアンニュイな女子的共感力を発揮してくれることうけあいです。(たぶん)



