父が言っていた。
旅立った姉を想いながら
『子供達が進路に迷ったり悩んでいた時、子供達の人生の帰路や節目・何かで悩んだりした時、お父さんもっと踏み込んで相談にのってあげてたら良かったな。
申し訳なかった。』
と笑顔まじりで言ってた。
でも、瞳の奥は悲しげだった。
姉の病気が一向に回復しない時からよく父は、
『○○○(姉の名前)が体調不良をお父さんに相談してきた初めてのあの日。
お父さんすぐに病院に連れて行ってあげずに、『気のせいじゃないか?』と言ったことは、いつも申し訳なく思う。
もし、あの日すぐに病院へ連れて行ってあげてたら、病状がここまで悪化することなかったかも知れない。』
など、よく沈んだ口調で想いを口にしてる。
そんな父に涙が溢れ、胸の詰まる思いでいっぱいだった。