右王と呼ばないのはなぜ?
ちょっと前の棋戦ですが、
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/
10月13日に行われた第56期王将戦リーグ 森内名人-丸山九段戦
後手番の森内名人は普通の角交換から右玉へ。
棋譜についているコメントが充実してたので、今日はそれを中心に。
右玉を指す人には参考になりますよ。
↑は2四歩同歩同飛の瞬間に5五歩と突いたところ。
第43手、2四同飛のコメント
ここから△5五歩▲同歩△同銀▲5六歩△4六銀▲同銀△1三角と進めば
後手良しになるため、先手はどこかで工夫しなければならない。
第44手、5五歩のコメント
▲4五歩で追い払うのは△3三銀~△5六歩で対処が難しい。
3三銀のときの飛車の引き場所が難しいんですね。
①2六・2八なら5六歩のとき同銀と取れば4六角、
②2七・2九なら5六歩に同銀は3八角。
そこで45手目は8八玉の入城。
第45手、8八玉のコメント
じっと玉を入る。今度は▲4五歩△3三銀に▲2八飛と引き、
△5六歩の取り込みは▲同銀で大丈夫。
①の変化を避けています。
8八玉から2三歩2六飛3三桂(途中図)
5五歩同銀3五歩に4四角。
第51手、3五歩のコメント
▲5五歩からの継続手。この手で▲5六歩は△6六銀▲同銀△4四角の筋がある。
第52手、4四角のコメント
攻防の要所。次は△8六歩、△6五歩、△6六銀などが厳しい。
4四角はかなり厳しい手。この手で後手指しやすくなったのではないでしょうか。
後手優勢のまま迎えた終盤。
ここで7六銀成9七玉8五飛としたのが
失着だったようです。以下6三歩成同玉5四角7三玉(途中図)
7四歩6二玉7三歩成同玉(時間稼ぎ)6四角8三玉6五角7四桂7六角で後手投了。
第117手、7六角のコメント
△7六歩は▲8五歩、△8六飛も▲8四歩△同飛▲8二金△9三玉▲8五桂
△同飛▲同角となり、いずれも先手の勝ちは揺るがない。
局後の検討では102手目の△7六銀成で先に△8五飛なら変化はあるものの
森内勝ちの結論が出た。▲8五同歩なら△7六銀成で詰み。
本譜の順で追っても、最後に成銀を抜かれる筋がない。7筋に歩も利かない。
流れはおかしくなっていたが、まだ逆転には至ってなかったようだ
最後は一分将棋の中の逆転。
丸山九段が劇的な逆転勝ちで勝利をものにしました。
月の一局目は(BlogPet)
某順位戦10月の一局目は、先手番B氏のゴキゲン中飛車。 図では既に臨戦態勢に入っている先手に対し、 後手が反撃を見せたところ。 ここからの8六飛7七歩成同銀で、桂損ながら先手指しやすいか? 66手目、飛車の成りこみを見て先手有利か。 8六歩が見えており先手有利な局面だが、 後手は左美濃に囲う途中の不安定な形。 先手からの数手
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「ぼなんざ」が書きました。
純正中飛車
http://www.jti.co.jp/JTI/shogi/result/index.html
JT日本シリーズ準決勝第二局、森内俊之名人-佐藤康光棋聖
詳細きますた。
森内名人の先番ではじまった対局は、後手の佐藤棋聖の、ゴキゲンでない中飛車。
佐藤棋聖は金曜日にサンフランシスコから帰ったばかりだそうで、
http://www.jti.co.jp/JTI/shogi/result/2006/3-2kyoku.html
「時差ぼけはありません。」
との発言。
確か東に行くとき(=一日が短くなる場合)のほうが大変なんでしたっけ。
2四歩同歩2五歩4一飛5五歩の仕掛けで↓に。
ここで先手は2三歩成とするが。
久保八段「先手の誤算は55手目に2三歩成りを入れたこと。」
同歩3三歩同桂同桂成同角(途中図)
5三桂3四桂4一桂成2六桂。
後手の桂がソッポで一瞬先手が得をしたようにも見えるけど、
後手陣に飛車の打ち込みの隙がない。
2三歩成が入っていなければ、
久保八段「後に取り合った飛車を1一に打ち込むなど、飛車の使い方が広かった。」
ということで。
72手目、お互い敵陣に飛(竜)が入ったところ。
3四歩4四角5一成桂4二金右4一成桂4三金直(途中図)
なんだか弄ばれているような感じ。
5六桂5三角1一竜1九竜1二竜3一歩
香車は取ったものの竜がシャットアウトされてしまいますた。
佐藤棋聖が終始優勢のまま108手で勝利し、郷田九段との決勝に駒を進めました。













