さまよう刃
いきなりですが、BLANKY JET CITYってバンドが大好きでした。
彼らの曲の中でも『★★★★★★★』って曲が大好きです。
はじめて聴いた時に涙が流れてくる、そういう曲でした。
この映画、その曲が当てはまるような内容で、やはり終わった後に涙が止まらない作品です。
曲の『★★★★★★★』は『人殺しの気持ち』の七文字を★にしたそうです。
（まぁ、当時は当然かも知れませんね、今でもか）
曲の内容は
『どうしようもなく許せない人間を裁くことは良いことなんだろう、神様だってそうするはず』
そう思って行動する主人公の両肩には黒い★が舞い降りてきていくらこすっても落ちなくなります。
『何が正しくて、何が悪いかなんてこの世の中には存在しないはずなのに、僕の両肩の黒い★はそのままいくらこすったって取れやしないんだ』
そう終わります。
もの凄い歌詞だと思います。
その歌詞の内容が映画になったような悲しく、切ない映画です。
最後のシーンも悪い奴を裁く方を応援する気持ちが強いんですが・・・・
そんな映画でした。
ネタバレになるので内容は書きません～
最近、東野圭吾さんの作品がお気に入りかもです。