こんばんは。
今日は、寝坊のエピソードです。




一時、仕事が非常に忙しい時期がありました。
何時間も残業、などはありませんでしたが、一日の業務量が非常に多かったのです。


元々3人で行っていた仕事でしたが、2人が辞めて1人で全てこなすことになりました。
いわゆるワンオペです。

1ヶ月後には新しい人が来ると分かっていたので、とりあえずその1ヶ月を何とかしなければなりませんでした。

もちろん1人でできることは限られているので、必要最低限に絞ってはいたものの、それでも削れない仕事はあります。
時にはお昼休憩を削ったり、食事をしながら事務作業をしたり、多少の残業をしたりしていました。
業務時間中に仕事を終わりにできるよう、常に気を張っていたと思います。



僕はパートナーに仕事の話をすることはあまりありません。

というのも、実家にいた頃、母が職場の人の悪口や仕事中のイライラなどをほぼ毎日僕や父に愚痴っていました。
話しているうちにその時のイライラを思い出して、家族への当たりもキツくなり、結局愚痴を聞いている僕や父も嫌な気持ちになる、ということが多くありました。

その経験があるので、家に仕事の話は持ち込まないようにしていました。



僕自身は、普段と変わりなく過ごしているつもりでした。疲れているので、多少寝る時間は早くなりましたが、そこまで大きな変化ではなかったと思います。

ただ、どうやらパートナーから見ると違ったようでした。


普段の金曜日なら、お風呂に入ってから寝るまでの間は、二人で晩酌をしたり、各々好きなことをしたりなど、少し夜更かしして過ごしていました。

その日、僕はソファに座ってスマホゲームをしていました。
パートナーが隣に座り、持ってきた2つのマグカップの片方を僕の方に寄せてくれました。

「ありがとう」

と言うためにスマホから顔を上げると、じっとパートナーが僕の方を見ていました。
甘えたい、にしては真面目な顔をしていたので、不思議に思って、

「どうかした?」

と聞きました。
すると、

「大丈夫?」

と聞かれました。
正直、自分の置かれている状況は大丈夫ではありませんでしたが、パートナーに仕事の話をしていなかったので、何について大丈夫かと聞かれているのか分からず、黙り込んでしまいました。

その沈黙をどう取ったかは分かりませんが、

「仕事で何かあった?」

と重ねて聞かれました。
今回の話はしていませんが、職場がどんなところなのかは話してあったので、僕について思い当たる節が仕事だったのかもしれません。

最初は心配させないように黙っておこうかと思いましたが、既に心配してくれている以上、隠している方がむしろ心配させてしまうと思ったので、その時の状況を話しました。

パートナーは急かさず、じっと話を聞いてくれていました。
色々ありすぎて、僕の話にはまとまりがなかったと思います。
それでも、何も言わずに聞いてくれました。


普段なら夜更かししている金曜日ですが、この日はパートナーが「寝よう。」と言ってくれたこともあり、早めにベッドに入りました。


翌日、目が覚めると、パートナーが隣で「おはよう。」と言ってくれました。
やけに明るいなと思い、時間を確認すると10時過ぎ。休日なので何時に起きなければならない、というのはないものの、普段と比べると随分寝坊していました。

どうやらパートナーは随分前に目が覚めていたようですが、起こしたら悪いからと僕が起きるのを待っていてくれたようでした。


しっかり寝たからなのか、全部吐き出したからなのか、頭も体もすっきりしていました。

どうして何かあると気付いたのか不思議に思い、パートナーに聞いてみました。
すると、
「硬い顔してたから。」
と言われました。

パートナー曰く、僕がそういう表情をするのは、母が絡む時が多いのだそう。
過去の経験からストレスにはそれなりに強いものの、長期的に強いストレスになることがあると硬い顔になるとのこと。

だから何かあったのかなと思ったそうです。

ただ、今僕と母がほとんど連絡を取っていないことは知っていたので、次に思い当たったのが仕事だったらしいです。


気を遣わせてしまったのは申し訳ない気がしましたが、見てくれていると分かって嬉しくもありました。




では、また次回。