3周年記念イベントをしてから、順調に軌道にのってきたある日。
それは、ある暑い日でした。
今日は、いつもの言いあいが聞こえてこないと思い、ネイルは飛空艇の方へ様子を見に行きました。
すると、そこには……
傍らには、慌てふためくハイドロの姿がありました。
ネイル「ハイドロ、ハイドロ、何があったの?」
ハイドロ「あ、あ、あぁ……。」
言葉になってませんでした。
ネイルは、飛空艇の少し後ろから足が見えたのを確認した。
そちらの方へ行くと……。
ネイル「オー爺!オー爺!」
オーディエンに呼び掛けますが、反応がありません。ネイルは、再びハイドロの元へ行きました。
ネイル「ハイドロ、医者には連絡したの。ハイドロ!
駄目だ。」
ネイルは、すぐに事務所に戻り、オーディエンのかかりつけの病院に連絡をとりました。
すぐに病院に搬送し、検査が始まりました。
オーディエンは、5年前に心臓病を患ったらしく、おまけに少し高血圧気味でした。
すぐに、処置が施されていますが、あまり調子はよくありません。
それから、5日後……。
オーディエンは、帰らぬ人となりました。
死因は、心不全でした。87歳でした。
ハイドロは、自分のせいだと何度も責めてました。
ネイルは、「ハイドロのせいじゃない。」
そう何度もハイドロに、言い聞かせました。
軌道にのりはじめ、これから一緒にやっていくんだと、みんなで盛り上がっていた矢先のことだったので、みんなのショックはかなり大きなものでした。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。