deep-blueforest4のブログ

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北国の小さな秘密の花園
~その記録と日々の便りを~

 

北の大地が目覚める時*えんぶり*

 ~北国の小さな庭から〜

 
 
春を呼び込む豊年祭、
青森県南地方は八戸市での
えんぶりが始まりました!
周辺町村の方が早くて、
八戸市での日程は一番最後です。
2月17日、
夜明けの長者山に奉納を撮影しに行くのが
毎年のルーチンです。
まだ暗い街を歩いているとカラスが…ガーン
寒くなると、山から街に降りてきます。
たくさんいますね〜絶望
下がフンで大変なことになっていますタラー
 
 
歩いているうちに
だんだんと明るくなってきました。
えんぶり時、道路に氷が無い年は生まれて初めてです!
毎年命がけで歩いていたのに…驚き
  走る人 走る人 走る人
長者山の麓に着きました。
 
下の写真は男坂。
豪雨や地震で崩落の危険があるため、
林の中の霜柱を踏みながら

石段を避けて左側を登ります。

 ※登りやすい道(階段とか)は他にもあります。

笛や太鼓の音が上から聞こえて来ます。

 

 
長者山の頂上には、
すでに沢山のえんぶり組が
待機していました。
 
 
まず、新羅神社の神殿前で奉納があります。
一組ずつ順番に奉納します。
えんぶりの動画はこちら。
(舞の一部です)
 
 
12月の地震で
崩壊や倒壊したものが目立ちます。
倒れた狛犬の頭に一円のお賽銭を発見笑
直すのが大変そうです。
(一円じゃね…タラー
 
 

本殿の奉納のあとは、

長者山の各神様にご挨拶。
 
 
そして、山を下り、まつりんぐ広場に集合。
 
ここから行列を作り、マチナカで一斉摺り。
お祭りを観るなら、この一斉摺りです。

最後に三八城神社へ。
市役所の隣の神社です。
 
 
これが800年間伝承されてきた
素朴なお祭り、『えんぶり』でした。
夏も寒いやませが吹く北国です。
地の神を目覚めさせる祈りと
豊作を願う農民の切望が感じられます。

4日間、根城城趾や公会堂、マチニワなど
市内の各所で公演をしています。
今年は全日程が平日なので、
私はそれらを見られませんえーん
あっ、夜の市役所前だけは大丈夫飛び出すハート
期間中の夜は、市役所前のお祭り広場で
ライトアップされた公演があります目がハート

 
それにしても今年はなんでしょうかね、
異常に暖かいのです…
 
毎年の撮影で、顔見知りができます。
皆さんもこんな年は初めて、と言っていました。
年に2回、えんぶりと三社大祭『だけ』で会う方々です。
 
顔見知りに会うと、元気で何よりと
喜び合います。
名前も知らない、お祭りだけで会う方々ですが
お祭りが結びつける縁とでもいいましょうか…
 
また、来年会えたらいいね、
それまで健康に気をつけて、と言って
別れます。
とうとう自分が一番の年長者になってしまった、
そう言っていた人もいました。
大地を揺さぶり、田の神を目覚めさせる。
このえんぶりが終わると
日に日に北の大地は春に向かっていくことになります。
      桜
今夜はシャッターを押す指の感覚がなくなりました。
昨夜は少し雪が舞いました雪だるま
それでも春は近い・・・
心に春の灯をともして、
最後の頑張りで冬を耐え凌ぎます。

八戸えんぶりは、毎年2月17日から20日まで。
寒い時期ですが、機会があったら是非どうぞニコニコ