銭湯ガイドマイスター会議の後に横須賀を目指す。廃業情報をたよりに安針塚(ってどこ?そもそも読み方が分からなかったが「あんじんづか」と読むらしい)の新湯へ。川崎まで通勤定期を使い、京急川崎からは京急線。金沢八景までは快特、そこから各駅停車で3つ。横須賀市で銭湯めぐりなんて10年以上ご無沙汰してるなあ。
 横須賀は地形がすごいな。駅前は交番の他は何もなく、いきなり30mくらいの標高差の坂を登り、またすぐに降りる。距離的にはそうでもないが、この高低差はなかなかのハードル。丘の上の小学校も通うの大変そう。
 坂を降りて車の走る道に出ればもう近く。ちょっとごみごみした住宅街に煙突発見。入口は私道みたいな細い道に面しているので注意。
 宮造りではないが、渋い昭和な面構えの銭湯。先ず玄関のタイル絵が素晴らしいですね。
 中へ。番台が低く、目線が女将さんとほぼ同じ高さ、入るとすぐ近くなのでちょっとびっくり。でもこのこじんまりしたノスタルジー溢れる銭湯が神奈川県銭湯料金470円って似合わないなあ。
 素晴らしい地方銭湯。脱衣ロッカーはなく、衣服や荷物はすべて乱れ籠へ。こじんまりした脱衣スペースのすぐそばの番台に女将さんがいる訳ですから心配する必要がそもそもない。そして、脱衣スペースに廃業告知の貼り紙発見。事情については何も触れられていませんが、確かに6月30日に廃業します、とのこと。体重計は古いHOKUTOW。
 浴室へ。先客は2人。湯道具、ここは洗面器ですね。淡緑色の洗面器を。座椅子もM字型緑色座椅子はなにげに久しぶり。島カランは1列、お見合い式(シャワーも鏡もない)ですね。そして、お見合い式カランにしかない水飲み蛇口も、年期を感じるなあ。カラン数は5・4・4・5。鏡は1枚だけ広告あり。
 ペンキ絵は中島さんですが、逆さ富士は珍しい!右側女湯側カラン上にもタイル絵あり。ただし人がいる岩場だけ詳しく、後は海水面と空飛ぶかもめ3羽だけ、残りの空間は白タイル、手抜きっぽい(苦笑)。
 浴槽は2槽。左側浅湯は背中バブル2人分、右側深湯は床バブル。地方銭湯だからひょっとして激熱?と用心して入ったが、そこまでではなかった。浅湯で43度、深湯で44度くらい。湯に浸かりながら上を見ると、二段天井の窓から夕日が差し込む、これぞ昼風呂の絶景!先客も上がり、最後は独占状態に(^o^)/
 湯上がりはビン入り乳飲料はなかったので、オロナミンC、120円をいただく。
 さて帰りはJR横須賀駅を目指す。山の多い一帯、観光地でもなかなかない絶景が住宅街にある不思議。遂道のトンネルをくぐる。最初商店街に吊られて逸見(素人な私は“いつみ”と読んでしまいますが、ローマ字表記を見ると“へみ”と読むようでした)にたどり着いたが、JR横須賀駅も遠くはないので、頑張って歩くことに。夕食はやっぱり横須賀海軍カレーだよなあ、と楽しみにしていたのに、なんとJR横須賀駅周辺は食べるところが何もない!せっかく1時間弱歩いたけど仕方ない、まっすぐ帰ることにしますか。その前にちょっとだけ横須賀港を観光、ヴェルニー公園からの海の夜景がきれい。それにしても、横須賀って遠いんだな、横浜にも35分かかった、東京には1時間4分くらいかかった。寝て目が覚めても着いてない、ぅか。