先日は原敬首相暗殺現場(時は大正10年)を紹介したが、さらに昭和5年にも東京駅で首相暗殺が起きる。濱口雄幸首相である。それも東海道新幹線改札前の階段下(暗殺が起きた時はもちろん地下ではなく地上だったが)と言う東京駅の中心的なポジションにそのポイントはある。
 ヨーロッパでテロが起こる度に、海外は怖い的なプロパガンダが発動するが、日本はこの大正昭和の動乱期(それを言ったら明治維新の頃などはもっと凄かったが)から地下鉄サリン事件、あるいは秋葉原、相模原障害者施設に至るまで、日本は世界的にもかなりテロの深い傷を刻んできた国だと言うことは気に留めておく必要がある。