今 月の現代思想の臨時増刊号がプリンスを特集している。なので、オピニオン雑誌と言うより音楽雑誌を読んでいる気分でむさぼるように読んでいる。
彼は20世紀だからこそ存在しえたアーティストなのかなあ、と思う。彼のデビューヒットと言えるアルバムのタイトルが"Controversy"、「賛否両論」と言う。つまり彼は社会に対して大変挑発的な意思表明(もちろん歌詞の中で)をするアーティストだった。と言うか、アーティストとして非常に率直な音楽的活動を試みる中で、レコード会社と対立し、アーティスト名そのものを失ったりした。
今のSNSの時代にそんなことをやったら、あっという間に干されてしまいそうな気がする。矮小な正義感が幅を利かせるネット社会では、彼のような挑発的態度は反感を買う人間のバッシングであっという間に干されそうだ。ネットなんてない時代は、そんなアンチを相手にする必要はなく、支持者を増やすことだけに腐心していれば良かったのだ。
コンビニが日本中、世界中の生活インフラを平準化して、都会と地方の特色を失わせたように、ネットがある意味ネガティブに、個性的な発言を潰し、表現者を殺していく時代になってしまった。これは本当にゆゆしきことである。
彼は20世紀だからこそ存在しえたアーティストなのかなあ、と思う。彼のデビューヒットと言えるアルバムのタイトルが"Controversy"、「賛否両論」と言う。つまり彼は社会に対して大変挑発的な意思表明(もちろん歌詞の中で)をするアーティストだった。と言うか、アーティストとして非常に率直な音楽的活動を試みる中で、レコード会社と対立し、アーティスト名そのものを失ったりした。
今のSNSの時代にそんなことをやったら、あっという間に干されてしまいそうな気がする。矮小な正義感が幅を利かせるネット社会では、彼のような挑発的態度は反感を買う人間のバッシングであっという間に干されそうだ。ネットなんてない時代は、そんなアンチを相手にする必要はなく、支持者を増やすことだけに腐心していれば良かったのだ。
コンビニが日本中、世界中の生活インフラを平準化して、都会と地方の特色を失わせたように、ネットがある意味ネガティブに、個性的な発言を潰し、表現者を殺していく時代になってしまった。これは本当にゆゆしきことである。