カラヴァッジオ展を観に上野へ。まさにGWらしい賑わいと春らしい心地好い気候が上野の街全体に広がっている。花見のシーズンを過ぎても外国人観光客は相変わらず多い。チケットで先ず10分くらい並んだ。すごい人気、まあ今は大きい絵画展ならその画家のことを知らなくても音声解説(相場は500円)があるからね。まあ年齢層が高いと言うことだけは言える(笑)。
ルネサンス期の画家とはいえ、前半はかなり風俗画寄りだ。いきなり「女占い師」(占いながらお客のポケットの中を抜き取るシーン)とかかなり世俗的だ。本人もその生涯で何度か暴力事件を起こしている気性の激しい人だったようだ。
しかし、光と陰の対比によるドラマチックな描写は17世紀の作品とは思えぬリアリティ。後ろで老夫婦がしゃべっていてRembrandtと比較していて、レンブラントはルネサンス期じゃないしオランダだし(カラヴァッジオはイタリア)全然違うじゃん、と思ったが、確かに暗闇の中に人物にフォーカスを当てるようなドラマチックな作品はレンブラントと比肩するものがある。
後半に世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」がある。ルネサンス期においてカトリックがプロテスタントに対抗するためにドラマチックな宗教画作品を生み出す中、俗っぽさとぎりぎりのところで描かれた極めて官能的な作品。
と言うことで約1時間半の鑑賞。常設展もあるが、まだ昨日のラン練習の疲れが残っていてやめておく。帰りは不忍池で屋台メシ(ドネルケバブ)を買い食い。