茨城県神栖市の市長選挙において、現職の石田進氏と無所属新人の木内俊之氏の得票数がどちらも16724票の同数で、くじ引きの結果木内氏が当選となったことが物議を醸しています。

私も非常にびっくりしたのですが、木内氏を投票した有権者の投票用紙には、木内氏の家業である菓子店を示す「まんじゅうや」「だんごや」といった投票用紙があって、神栖市選挙管理委員会はこれを有効票としたそうですが、私はこれを知って「ならば選挙ポスターは何のためにあるのか?」と非常に疑問に思いました。

木内俊之という名前で立候補したのであれば、例えフルネームでなくても、木内とか(ひらがなやカタカナで)書くとか、それなりの投票方法があるかと思うんですが、いくら家業で自分がそのように呼ばれていたからと言っても、これでは第三者に対しての説明が全くつかないように思います。

これは石田進氏に投票した方にも言えることで、投票した方が石田進と書いたつもりでも、書き方がまずかったがゆえに「右田進」となっていた投票があったそうですが、これが有効票となっており、逆に「石田進」と正しく書いたにも関わらず、横の注意書きの番号に丸をつけただけで、無効票になっていることに、疑問を感じました。

日本の選挙は未だに、投票用紙に候補者の名前を記述する投票方式になっていますが、海外の選挙は電子投票制度が実施されており、また国によっては候補者の名前のところに穴を開ける方式のところもあります。普段から選挙に対して「投票率が低い」ということを言っていることが多くありますが、こんなアナログな選挙制度を改善しないと、いつまでも日本の選挙はこうした問題が発生する可能性が高くなるように思います。

全く見ず知らずの土地ではありますが、このニュースはちょっと看過できないように思ったので、ここで僕の思いを書かせていただきました。