10月13日(月)に184日間に及ぶ大阪・関西万博が閉幕しました。

「いのちと未来の平和」をテーマに開催された訳ですが、多くの方が万博ロスに陷っている中で、私は「やっと終わってくれたか」という思いです。

というのも、私は万博開幕日の翌日から万博のパビリオンの警備スタッフとして働いていたのですが、朝7時半から夜10時までという長時間勤務で、2カ月後にはメンタルがパンクしてしまいました。

長時間勤務のうえに、帰宅して夕食と入浴をすると0時半過ぎになり、翌朝5時に起きて仕事に行くスケジュールは本当に心身に堪えました。

寝不足のあまり、仕事中に居眠ってしまうこともありましたが、その度に周囲から注意を受けてしまい、本当に精神的に参ってしまってました。

万博開催を主導した大阪府の吉村知事は、万博の陽の部分ばかり強調していますが、会期中には地下鉄の運行トラブルで帰宅難民が出るといったことも発生しました。

万博に携わった警備員は約20万人とも言われていますが、ほとんどの警備員は過酷な労働条件で安い給与で働いていたかと思います。

会社には博覧会協会から莫大な金が入っているはずなのに、その金は社員に還元されず、会社の役員の懐に収まっているのが実状ではないかと思います。

私はもう二度と警備員の仕事はやりませんが、テレビ等で報道される陽の部分だけではなく、こうした陰の部分も皆さんにはご理解いただきたいと思い、こうして僕の思いを書かせていただきました。