子供の教科書にも載ってた。
がまくんとかえるくんのお話。
毎週金曜、NHKで放送されている「この声をきみに」というドラマ。
数学者の男が主人公で、この男がつまらない男だった。
自分に理解できないことはバッサリ切り捨てる。
「ただのお話だろ」
「大人に童話を読めなんて・・・」
なんて言ってたのに、朗読が途中で中断されてしまうと
その先が気になって本屋さんにまで行って探してた。
でも、朗読会に戻って言った言葉がとても印象的だった。
本は、自分で買うこともできた
でも、あなたに読んでほしい
自分で黙読するのとは違う
そういうことなんだ、って思った。
自分でも読める。
でも、読んでほしい。
私がこのドラマを見るのも
子供が読み聞かせを必要とするのも
同じことなんだろうな~って。
きっと自分に合う読み手がいて
その人でないとだめなんだって感じることもあると思う。
「あなたに読んでほしい」という気持ちは
何かが通じ合うということなのかもしれない。
このドラマ、とても楽しみにしている。
ところで、子供達が朗読の宿題をしてるときは
「ああよかったね」
って思っただけのラストシーン。
こんなに温かいお話だと、初めて気づいた。
自分に手紙をくれる人がいないというがまくんに
「手紙を書いたから待ってて!」
というのではなく
「君と一緒に」手紙が届くのを待ちたいんだという気持ち。
「いつか届くさ」
とか
「手紙なんかよりこうやって会う方がいいだろ」
というのではなく
「がまくんが感じている気持ち」に寄り添うということ。
慰めとか同情とかじゃなくて
共感するということ。
問題解決(手紙が届くこと)が重要なのではなく
過程(どういう時間を「一緒に」過ごすか)が重要だということ。
誰かに寄り添うということは自分の思いを与えるのではなく
相手の思いを受け入れること。
・・・私、全然だな(TωT)




