ルンバがなぜかわいがられるか。
そこにすごい秘密を見つけました。
これから書く内容は
ルンバと暮らす人達の書き込みです。
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ルンバは働き者です。
文句も言いません。
ただひたすら、部屋の中を掃除します。
あちこちでゴツンゴツンとぶつかりながら
そのたびに方向を変えます。
たまに充電が切れて部屋の真ん中で息絶えています。
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ルンバがうまく掃除できるように
床に極力物を置かないようにしました。
以前より部屋が片付くようになりました。
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ルンバがちゃんと移動できるかどうか心配で
たまに様子を見ています。
時々コードや段差で動けなくなっているので。
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まあ、大体こんな内容です。
ルンバはあまり賢いロボットではないようです。
でも、ある意味とても賢いロボットです。
なぜって「人の手を借りることが上手なロボット」だから。
掃除しやすいように片づけてもらい
段差があまりないように考えてもらい
仕事ができなくてもかわいいと思ってもらえる。
もし、ルンバが一人で完璧にこなすロボットだったら
「私とルンバが一緒になって」部屋をきれいにすることはありません。
「掃除は任せたね」と言って終わりです。
できないことをかわいいと思ってもらえたのに
完璧にできたからといって感謝もされません。
「できてあたりまえ」です。
私とルンバの関係は
「協力関係」ではなく「役割分担関係」になります。
もし私が完璧に掃除する人だったら
ルンバは必要ではなくなり、何の関係もなくなります。
ようするに
「お互いに完璧でない」ことが何かの関係性には必要ではないか
ということです。
足りないから助けたくなる。
助けるから関係ができる。
私たちが本当に必要なロボットって
本当はこういうロボットなんじゃないのかな。
