気持ちをガードする、太陽の意識と生命エネルギー | 占星術師 Dee Nakagawaの使える占星術 

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占星術師のDee Nakagawa(ディー・ナカガワ)です。

 

原宿占い館塔里木(タリム)での対人鑑定しております。

http://uranai-tarim.jp/teller/profile/147

 

電話占いヴェルニで電話鑑定してます。

 

 

 

昨日で春分の日を超え、本格的に年が明けました。

緊急事態宣言も明けます。

物事の移り変わりは、加速していきそうです。

 

昨日の地震などみても、自分の身を守る事はさらに大事になってくるでしょう。

現実的物質的な事だとこのブログから外れるので、自分の気持ちを守るという事について書いてみます。

 

2030年までの変化は激しく、社会生活はこれまでと違う形で活発になります。

人によっては傷つく事も、今までより増えるかもしれません。

目に見える現実の身体だとセルフディフェンスは誰もがするのですが、心となると目に見えません。

だからか、無防備でいる人も少なくないのです。

 

この目に見えない心や気持ちとは何でしょう?

私の知っているヨガやメディテーションでは、気持ちは胸にあるアナハタチャクラ、魂の座、ハートと呼ばれるエネルギーのプールと密に関係しています。

ですので、このハートの特性を知れば、気持ちも守りやすくなります。

 

魂について、「月星座との向き合い方、ヘンリー王子の月(ダイアナ)」で紹介した、

 

 

アルメニアの神秘主義者G.I.グルジェフ。

彼は「魂はぜいたく品だ」と言っています。

 

 

どういう事でしょうか?

 

魂とは、ヨガではハートの奥のそのまた奥にあるアナハタチャクラの根源のようなイメージ。

ハートは私達の感情の根源です。

 

グルジェフが教えていたワークでもそうだったのですが、

 

 

 

ヨガやメディテーションでは、身体の重要なエネルギー・センター(チャクラ)を覚醒させるために働きかけます。

その働きかけには順序があります。

順番は、意識 → 存在 → ハート。

具体的な場所は、眉間の間のサードアイ(第3の目) → 武道などでいう臍下丹田のハラ(存在) → 最後に胸のハート(魂)です。

 

サードアイとは、太陽の光のように意識を広げるスペースです。

太陽は光り輝いていて、おかげで地球は日中明るく、目で景色も見えるし色々な情報が認識できます。

そのおかげで思考出来るし、言語やイメージ化して他人と共有できます。

サードアイ自体のスペースが傷つくことは、特殊なケースを除いてありません。

ですので頭でっかちな人の方が、傷つくことも比較的少なくて済みそうです。

 

サードアイがヨガなどのメソッドで覚醒してくると意識は強まり、頭の中の暗い部屋が強い照明に照らされたような状態に変わります。

マインドはますます動くようになるかもしれません。

 

 

次のハラの「存在」とは、生命エネルギーの中心。

生物の生存そのものに影響します。

俗に「下半身に人格は無い」ともいいますが、実際に生命エネルギーには人格的な区別はありません。

エネルギーは誰のものであっても、所詮はエネルギーです。

 

ハラの覚醒とは、個人と関係のない世界に触れる体験になり、ドラマチックに感じることが多いです。

例えば心理学者のユング。

彼は元々シャーマンの家系で、その体験があります。

ユング心理学の「集合無意識」「アーキタイプ」などの概念は、ユング自身のハラに落ちる体験から得られたアイデアだと思います。

ユングは椅子に座っていると、意識だけが自分の身体から抜け落ち、地面を突き抜けるように下降したことがあったそうです。

暗黒の世界に落ち、そこで一般世界ではありえない生命(エネルギー)の次元を幻視しています。

記述を読むと恐ろしいバッドなビジョンを体験しているのですが、「自分には悪魔的な強さがあったから助かった」みたいな事も言っています。

 

この手の意識の落下は、西洋魔術もやります。

キアヌ・リーブス主演の映画「コンスタンティン」では、悪魔払い師のキアヌは椅子に座り、足を水につけます。

水は自在に形を変えるのでどこにでも行けるという理屈で悪魔の世界に下降する、という設定です。

西洋魔術のメソッドの一つです。

実際に幻視をしてみたければ、有効な方法です。

 

 

猫は必要ないですが。

 

映画「コンスタンティン」で描かれた世界は、ハラの生命エネルギーの世界。

禅宗で言われる「魔境」のような世界観です。

 

 

 

意識が落ちた先のエネルギースペースは、「何も無い」という事をベースとしています。

ですのでハラを意識し続けると、禅僧が言うような無の境地を体感する事があります。

禅僧が座り続けているのは、重力に沿ってそれに到達しようとしている訳です。

 

 

生命、命の世界というのは強力なカオスで、個人も善悪もありません。

生命エネルギーのスペースには、光もありません。

巻き込まれてフリークアウトする人もいます。

 

 

生命力が活き活きしているのは一般的には素敵な事のはずですが、これは生命エネルギーに意識の光がブレンドされた状態だからこそ、そう感じる事が出来る訳です。

 

 

 

説明が長くなりましたが…

 

自分自身の意識と生命エネルギーがリンクしたスペース。

そこが私達のハート、気持ちが安全でいられるスペースです。

気持ちを開放したい時は、まずは自分の意識をクリアに、エネルギーを充実させて、安全なスペース確保することを心がけた方がいいかと思います。

 

気持ちの開放や表現といったことは、安全が確保されたスペースあってのことです。

変に今の時代や社会を信用したまま「これが自分の気持ちなんだ!」とか無防備に主張すれば、繊細な魂はすぐにズタズタにされます。

そういう事をしている人は、沢山います。

先の英国のヘンリー王子なども、その一人かもしれません。

 

私達が自分として認識するもののベースが魂、ハートです。

魂は場違いに表に現れると、騙されやすく傷つきやすい。

気持ちが傷つくと、個人的なダメージは大きい。

なぜなら魂は個人的なものなので、傷を引き受けられるのもあなた以外にいないからです。

 

ハートをこの世に何らかの形で表現する事は、多く人の人生の根本欲求だったりします。

しかしもしハートが傷つけられたら、もうこの世に出て来たくないと思ってしまう事もあります。

 

自分のハートを傷つけたくなければ、より意識的になり、自分のエネルギーを充実させる事が大事です。

そう心がけることで、あなたの安全なフィールドを広げて行く事も出来るかもしれません。

 

ホロスコープも利用できます。

あなたのホロスコープの月は、あなたの感情の個性を教えてくれます。

 

認知科学などでいうコンフォートゾーンも似た概念かもしれませんが、

 

 

 

ハートは概念よりも感情の、より実存に近いエネルギーフィールドなのです。

本来のヨガやメディテーション(マインドフルネス)は、ハートの領域を自然に成長させるように広げてくれるものです。

現実に気をつけながら、自分のエネルギー・フィールドをつくっていきましょう。

 

 

 

 

 

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