占星術師のDee Nakagawa(ディー・ナカガワ)です。
原宿占い館塔里木(タリム)での対人鑑定しております。
http://uranai-tarim.jp/teller/profile/147
電話占いヴェルニで電話鑑定してます。
緊急事態宣言が3/21で解除されるとか。
これからは出会いの機会も増えそうで楽しいですね。
しかしながら新たな出会いが増えれば、相手の気持ちが分からなくなる事例も増えたりもします。
何度かコミュニケーションを交わして仲良くなったのに、ある時点で「えっ、なんで?」と思ってしまった。
そんな経験はないでしょうか。
別に相手は相手で普通にしているのに、そうなってしまう。
こういうのは占星術的に見ると、相性なのか?
一見分かりやすそうで、相手を惑わすケース(故意ではないにしろ)になりがちな星の組み合わせはありそうです。
今回、西洋占星術の星座で見てみましょう。
人のパーソナリティーを表す星座は例えば下のようなネイタルチャートの、太陽、月、水星、金星、火星、と言われています。
(こういうシンボル◎☽☿♀♂です)
(※ホロスコープ自体は関係なし)
これらの星には、その人の人格での担当区分があり、最も本質的な太陽から始まり、最後火星の活動パターンまでそれぞれ受け持っている感じです。
そして、この星達が持つ動きの方向が、2つに割れている人がいたとしたらどうなるでしょう?
12サインをいくつかに分類してみます。
この上の3区分、柔軟サイン、不動サイン、活動サインが、星座の活動傾向を表します。
活動サインは文字通り活発、興味のあるところへ自分からすすんで行きます。
柔軟サインは臨機応変に対応して、なに気にバランス、調和を図りたい訳です。
不動サイン、これは上記2つのサインで構成された星座の人には、理解するのに時間がかかるかもしれない。
そして、「なんで?」の多くは、不動サインが急に出てきた時が少なくありません。
不動サインの人はマイペースでマイパターン。
強靭さもあり、外からの圧でも動かない。
例えば好きな人が出来たらどうするかというと、不動星座は自分の周りを動かすので、相手を自分のところに引っ張ります。
自分は山のごとく動かない、だから不動星座。
自分から動かないのは、不動星座を持たない人や効きが弱い人には理解しにくいのです。
例えば水星、金星、火星などが不動星座。
太陽、月が活動星座だとすると、
初め相手はこちらの方にそれほど興味なさそうで、何時もこちらが惹かれて話しかける側だったが、ある程度付き合いが深まると急に向こうが積極的になった。
ストレート過ぎて意外だった、とか。
水星金星獅子座、火星牡牛座の不動サイン、太陽蟹座月牡羊座の活動サインなど、ありそうな気配。
好意を持った相手だと、嬉しい誤算です。
急に好きになってくれたというより、ある時点から相手の本質の太陽や月の活動星座が発動し、こちらに対し積極的に来てくれるようになった訳です。
実は初めも、こちらの方が魅力を感じた不動星座によって引っ張られていたのです。
逆に、最初は積極的に気を利かせてくれたりして良い感じだと思ったのに、途中から付き合いが全く進展しなくなった。
恋愛相手の気持ちが分からなくなり、誘われなくなった、だとがっかりします。
最初は相手も活動や柔軟星座を使って積極的であっても、太陽と月の本質が不動星座であれば、相手も本質で関わり始めた時点で、こちらの方が積極的に動いて関わることが必要になりそうです。
例えば、先日紹介したアントン•コービンなどはこのタイプです。
太陽、月、金星牡牛座の不動サイン。
水星、火星双子座の柔軟サイン。
不動星座は、
水瓶座は独創的で、気持ちが分からなくても個性として認知されやすい。
牡牛座は気持ち的にシャイで頑固なところもあるから。
蠍座は気持ちをギュッと秘めるからと、不動である理由はある程度分かり易いのです。
相手の気持ちが分からなくなるケースだと、獅子座は最多かもしれません。
例えば、太陽月獅子座の不動サイン、水星双子座、金星火星乙女座の柔軟サインとか。
獅子座が分かりにくいのは、逆説的ですが、対外的に多くの人を惹きつけるからだと思います。
自己演出が出来るのでエンタメ、タレントには向いてますし、彼らの陽気なアピールはオーディエンスを獲得します。
企業であればボス的であったり、獅子座にとってファン獲得は大事なのです。
自分の輝きでファン達を照らすのが獅子座の使命でもあります。
でも恋愛の目的は付き合うことで、恋愛相手に照らしてもらいたい訳ではないですよね。
獅子座に引っ張られたのに「ファンになってくれてありがとう」のままだと、関係の進展が見えなくなり困るかもしれません。
関係を進展させたいなら、こちらでデートの段取りや将来のビジョンなども仕切って行った方が良いかもしれないのです。
なんだかマネージャー的ですが、乙女座などは現実的な段取りは得意なのでいけそうです。
スターに対するファンでいるより近い人間になるに為には、こちらからの働きかけが必要なこともあるという訳です。
余談になりますが、
乙女座の「この人は一人じゃ生きていけないし…」は、
魚座の「かわいそう…」と並び、2大騙され星座といわれております。
相手をよく見て、自粛明けの新たな出会いを楽しみましょう。
占星術師のDee Nakagawa(ディー・ナカガワ)です。
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