問4. 計測機器および計装

イ. 隔膜式圧力計は、腐食性流体、高粘度流体、スラリーなど固形物が混入した流体、凝固しやすい流体などに用いられる。 →正しい

ロ. タービン式流量計は、比較的高粘度の液の流量計測に適している。 → 誤り

比較的低粘度の液に適している。

ハ. フィードバック制御では、目標値と制御量の差に基づいて制御装置が判断し、操作量を変化させる。 → 正しい

ニ. フェール・セーフとは、誤操作に対して機器の安全性を保持するよう設計上配慮することをいう。 → 誤り

機器の故障に対して装置の安全性を配慮すること。誤操作に対して機器の安全性を保持することは、フール・プルーフである。

問3. 金属の腐食

イ. コンクリート中の鉄筋は、コンクリートがアルカリ性のため、表面に不動態皮膜を生成し、耐食性を示す。 → 正しい

ロ. チタンは、乾燥した塩素ガスの熱交換器の伝熱管に使用できる。→ 誤り

乾燥塩素ガスはチタンと反応し、四塩化チタンとなる。水分があればチタンと反応しない。

ハ. 行き止まり配管は内部流体がほとんど流れないため、腐食減肉の検査対象から外した。 → 誤り

内部流体が流れないため、付着物が堆積しやすく、溶存酸素濃度に差が生じると、通気差腐食を起こす。検査対象とすること。

ニ. 炭素鋼の配管内部にさびこぶが生じると、さびこぶの下で孔状の腐食が進行することがある。 → 正しい


問2. ガスの性質

イ. 水素は無色、無臭のガスで、還元性が強く、高温で金属の酸化物や塩化物を還元して金属を遊離させる。 → 正しい

ロ. 酸化エチレンは、高濃度では刺激臭があり、毒性ガスである。 → 正しい

ハ. アンモニアは強い刺激臭をもつ無色の毒性ガスで、酸素とは反応しない不燃性のガスである。 → 誤り

アンモニアは酸素と反応し窒素と水を生成する、毒性のある可燃性ガスである。

ニ. 気球用ガスであるヘリウムは、水素より軽い → 誤り

水素は気体の中で最も軽い、ヘリウムは空気よりは軽いが水素よりは重い。



問1. 燃焼・爆発

イ. 可燃性混合ガスが高温物体と接触すると発火することがあるが、発火するかどうかは物体の温度だけでなく、物体の表面形状や大きさなども影響する。→ 正しい

ロ. 可燃性混合ガスの最小発火エネルギーは、温度が高い程小さくなるが、圧力が上昇しても変化しないり → 誤り

圧力が上昇すると、最小発火エネルギーは著しく低下する。

ハ. 水素やアセチレンは、メタンやエタンに比べて消炎距離が短く、消炎しにくい。 → 正しい

ニ. 爆ごうは超音波で伝播するため、配管のように壁で囲まれた空間よりも壁がない開放空間のほうが起こりやすい。 → 誤り

爆ごうは、配管のように壁で囲まれた空間のほうが、壁がない開放空間より起こりやすい。





不活性(不燃性)ガス

希ガス(貴ガス)
ヘリウム、ネオン、アルゴン、
クリプトン、キセノン、ラドン
ヘリウムの沸点は物質の中で最も低い-268.9℃
医療用やマグネットの冷却などにも用いられる

窒素
無色、無臭のガス
常温では不活性ガス、液化窒素は低温発生用
空気液化分離法やPSA法で製造される

二酸化炭素、炭酸ガス
無色、無臭、
大気圧下で冷却すると液体にならず固体になり
加圧冷却すると液体になる

毒性ガス

一酸化炭素
無色、無臭、可燃性、強毒性ガス
炭化水素の不完全燃焼で発生
極めて還元性が高い、金属酸化物を還元し、
単体金属へ変える
吸入すると血中に取り込まれ死に至る

アンモニア
肥料や冷媒
強刺激臭、無色の可燃性、毒性ガス
燃焼すると窒素と水を生ずる
液化アンモニアは強酸厳禁(爆発)
最小発火エネルギーが比較的非常に大きいため
防爆機器の対象ではない

シアン化水素
無色、透明の可燃性液体、蒸気は毒性が高い
アーモンドのような臭いがある

塩素
空気より重い激しい刺激臭のある黄緑色のガス
毒性が極めて強く酸化力が強いので支燃性を示す





可燃性・支燃性ガス

水素
無色、無臭の可燃性ガスで、最も軽いガス
拡散速度、熱伝導率が非常に大きい
高温高圧で水素脆化、水素浸食を起こす
貯蔵は高圧ガス、液化水素、水素吸蔵合金

メタン
無色、無臭の可燃性ガス
パラフィン炭化水素の中で分子量が最小
空気より軽い、有機物腐敗で発生する天然ガス

LPガス(液化石油ガス)
プロパン、プロピレン、ブタン、イソブタンなど
無色、無臭の可燃性ガス
電気絶縁性が良く、発火しやすい(危険)

酸化エチレン
エーテル臭、無色、可燃性ガス
高濃度では刺激臭、毒性ガス
空気がなくても分解爆発を起こす

プロピレン
無色の可燃性
重合でポリプロピレン、水素化でプロパン
水和することでイソプロピルアルコール

アセチレン
無色、エーテル臭、可燃性ガス
分解爆発の危険性が極めて高い
銅や銀は避ける
アセトンに溶解して充填する


製造事業所間の導管

先ず、標識を掲げること(種類、連絡先等)

次に緊急遮断装置を設けること(市街地、主要河川、湖沼等を横断するものに限る)

 

地盤面上に設置する場合

  1. 住宅、学校などの建築物に対し所定の距離を確保
  2. 導管の両側に所定の幅の保有空地を確保

 

地盤面下に設置する場合

  1. 地下街を含む建築物に対し所定の距離確保
  2. 他の工作物に対し 0.3m以上の距離を確保
  3. 所定の深さ(山林原野 0.9m以上、その他 1.2m以上)

 

 

 

 

 

コンビ則の続き

 

保安区画

高圧ガス設備間距離 30m以上

面積20000㎡以下、燃焼熱量制限がある

 

可燃性ガスと高圧ガス設備間距離

 30m以上

 

インターロック機構

可燃性ガスと毒性ガスの設備計装回路に設ける

 

可燃性ガスの計器室

耐火構造の扉と窓

ガス侵入の防止

 

保安用の不活性ガス等を保有

すべての設備の応急措置に必要な数量の不活性ガスまたはスチーム

防消火設備の作動に必要な数量の水