問11. 保安装置

イ. 減圧弁または減圧を行う設備があるとき、その低圧側と高圧側とは別の圧力区分として安全装置を設置した。 → 正しい

ロ. 貯槽用緊急遮断装置を作動させる操作場所は、貯槽にできる限り近い場所にした。 → 誤り

当該貯槽外面より5 m以上離れた場所から操作できるようにする。コンビ則では、10m以上が適用される。防液堤を設けている場合はその外側。

ハ. 水平配管の上側からばね式安全弁の入り口配管を取り出し、弁軸を鉛直方向にして取り付けた。 → 正しい

ニ. ポンプの吐き出し配管から吸い込み配管に送液を逃す逃し弁を設置する場合は、逃し弁前後の配管の圧力損失を考慮する必要はない。 → 誤り

入り口配管の圧力損失はできるだけ小さくし、出口圧力損失は公称吹出し量における背圧に見合う値以上にしない。


問10. 静電気および避雷設備

イ. 配管中を液体が流動し静電気が発生した場合、流動する液体は帯電するが、配管は帯電しない。 → 誤り

配管中を液体が流動し静電気が発生した場合には、流動する液体と配管にも帯電する。

ロ. 導電率の高い物質が静電気により帯電した場合には、電荷の供給がなくなっても、帯電電荷は減少しない。 → 誤り

導電率の高い物質に静電気が帯電した場合、その物質の一部に偏りがあっても、速やかに等電位ちとなり、電荷の中和や外部への導電により、帯電電荷は減少する。

ハ. 液体の流動に伴う静電気発生の抑制方法には、流速制限、液中の狭雑物の除去、液の吹出し防止などがある。 → 正しい

ニ. 避雷設備は、落雷を誘導することによって、他の設備を保護している。→ 正しい

問9. リスク解析手法および安全管理手法

イ. ヒヤリ・ハット活動は、ハインリッヒの法則に基づき、危険な事象が小さいうちに事故の芽を摘むことを目的としており、各人の安全の意識を高めることを期待するものではない。 → 誤り

危険性を周知することで、意識を高めることも期待している。

ロ. What ifは、設備面、運転面でのハザードを特定し、それに対する安全対策を検討することでシステムの安全化を図る手法である。 → 正しい

ハ. FTAは、想定した事故などの事象を出現させる原因を洗い出していく手法である。 → 正しい

ニ. 保安防災におけるリスクマネジメントでは、リスクの大きさは、一般的に、危険な事象の発生確率または頻度と危険な事象が発生した時の影響度で見積もる。 → 正しい

問8. 流体の漏えい防止

イ. ボルトの締め付け方法で、伸び測定法はボルトの伸びをボルトテンショナーで測定しながら締め付ける方法である。 → 誤り

伸び測定法は超音波軸力計やゲージで測定しながら締め付ける。ボルトテンショナーを用いるのはテンション法。

ロ. フランジのわずかな漏れは増し締めで止まることがあるが、加圧下での増し締めは、片締めを起こし、あるいは許容応力を超える締め付け力でボルトが伸び、かえって漏えい量が増加する危険がある。 → 正しい

ハ. 無給油式往復圧縮機のピストンロッドに用いるテフロンは、摩擦による発熱が小さいので、摩擦低減のための冷却が必要ない。 → 誤り

テフロンは発熱が大きいため冷却が必要

ニ. オイルフィルムシールは、軸とわずかな隙間を有するリングの間に油膜を形成させ、ガスが大気中に漏れるのを防ぐ構造であり、水素ガスに適用できる。 → 正しい

問7. 高圧ガス関連の災害・事故

イ. 高圧ガス保安法関係の災害事故の件数をみると、近年では高圧ガスの消費設備、高圧ガスの移動設備の事故よりも、製造事業所での事故件数が多い。 → 正しい

ロ. 戦後の復興期には、高圧設備の製作技術が十分でなかったところがあり、アンモニア合成工場などで大きな爆発事故が発生した。その後40年代に入ると、設備が次々と大型化していったが、事故件数の大幅な増加はない。 → 誤り

40年代前半において、50件 → 100件以上と大幅に増加した。

ハ. 災害事故の原因別分析によれば、設計・施工管理はもとより、誤操作・誤判断などのヒューマンエラーを少なくし、あわせて設備の点検を十分に行い、機器材料の劣化、腐食の早期発見に努めることで、事故はかなり減少させることが可能である。→ 正しい

ニ. 国内では、高圧ガス保安法やいろいろな関連法規が年ごとに整備され、高圧ガスを取り扱う側も自主保安の考え方が浸透してきた。 → 正しい

問.6 圧縮機

イ. ベーンコントロール方式による風量調整は、遠心圧縮機および往復圧縮機の両方に用いられる。 → 誤り

ベーンコントロール方式は遠心圧縮機に用いる。

ロ. 遠心圧縮機のサージングの防止のために、バイパス弁を開いて圧縮機本体からの風量の一部を吸い込み側へ戻した。→ 正しい

ハ. 遠心圧縮機の軸受け隙間の拡大、油圧や油温の変化は、振動発生の原因となる。→ 正しい

ニ. 往復圧縮機のフレーム内における異常な音の発生は、吸込み弁、吐き出し弁の弁板、スプリングの破損が原因である。 → 誤り

フレーム内の異音は、クランクシャフト、コネクチングロッド、クロスヘッドの締め付け部の緩み、軸受け隙間の拡大などがある。

問5. 弁について

イ. 仕切弁は、弁体を流路に対し直角に移動して開閉する構造であり、主として遮断用に使われる。 → 正しい

ロ. 玉型弁は流れに向かって弁体を動かして開閉する構造であり、通常の流量調整には用いられない。 → 誤り

ストレートタイプは200A以下の配管の流量調整用。

ハ. ボール弁のシール方法には、ソフトシートとメタルシートがあり、主に高温用にはソフトシートが用いられるが、シール性はメタルシートに比べよくない。 → 誤り

メタルシートが高温用で、ソフトシートの方がシール性は良い。

ニ. バタフライ弁は、他のバルブに比べ面間寸法が小さく、重量も軽いので、経済的的であり、流量調整も条件によっては可能である。 → 正しい