問15. 非破壊検査

イ. 放射線透過試験は、放射線入射方向の厚さが薄い平面的欠陥の検出には不向きである。 → 正しい

ロ. 超音波探傷試験は、部材内部に存在する割れだけでなく、表面に開口した割れの検出にも適用できる。 → 正しい

ハ. 浸透探傷試験は、試験体の内部の気孔(ブローホール)の検出に適している。 → 誤り

内部の欠陥は超音波探傷試験または放射線透過試験が適している。浸透探傷試験は、表面に開口した割れ、孔、巣などを検出する。

ニ. 磁気探傷試験は、金属に限らずプラスチック、ガラス、セラミックスにも適用できる。 → 誤り

試験体を磁化して欠陥を検知するためら磁性のあるものにしか適用できない。オーステナイト系ステンレスも非磁性材料なので不可。

問14. 設備管理および工事管理

イ. 改良保全は、保全作業を効率的、経済的に行うため保全方法や作業方法を改善することであり、機器の構造や仕様を変更することは含まない保全方式である。 → 誤り

改良保全は機器設計上の改良点を提案し再設計することも含む。

ロ. 年間保全計画は、当該年度に実施する保全活動の実施時期を操業計画と調整して作成し、工事計画や資材の発注計画立案の参考とする。 → 正しい

ハ. 運転中の火気使用工事では溶接や内燃機関の他、工具による火花に対する考慮も必要である。
→ 正しい

ニ. 可燃性ガス貯槽の内部作業を実施するため、まず槽内の可燃性ガスを排出し、次に可燃性ガスを空気で置換し、酸素濃度を測定し、作業許可を得たのち作業を実施した。 → 誤り

可燃性ガス回収 → 不活性ガス置換 可燃性ガス濃度爆発下限界の1/4以下まで → 空気置換 酸素濃度18%以上まで。


問13. 運転管理

イ. 地震発生時の緊急措置に、運転員自身の安全確保、地震終息後の点検、運転操作、緊急停止作業などを、震度毎に定めた。 → 正しい

ロ. 可燃性ガスを取り扱う装置の運転開始にあたり、まず、空気から不活性ガスへ置換し、次に不活性ガスから可燃性ガスへ置換した。 → 正しい

ハ. 液化ガス配管の弁の閉止手順として、払出し先設備の入り口弁を閉止した後に、払出し元のポンプの出口弁を閉止することと定めた。 → 誤り

払出し先設備の入り口弁を閉止してから払出し元の出口弁を閉止するとと液封状態となり液化ガスが膨張した際に配管等が破損する危険。

ニ. ガス火災で、放射熱による周辺への延焼を抑止するための散水冷却を行い、並行して装置内の残ガスをフレアースタックに放出し、不活性ガスによる希釈操作を継続した。 → 正しい

問12. 防災設備

イ. 接触燃焼式ガス漏えい検知警報設備は、触媒毒となる物質が存在する使用環境であっても感度は維持される。 → 誤り

検知素子に対して触媒毒となる物質が存在する環境では感度は低下する。

ロ. ガルバニ電池式ガス漏えい検知警報設備で酸素濃度測定する原理は、検知ガス中の酸素濃度が電解液中へ溶解すると、電極間に電流が流れることを利用したもの。 → 正しい

ハ. スチームカーテンは、漏えいした可燃性ガスを遮断、希釈する効果があり、上方噴射の場合は拡散させる効果も期待できる。 → 正しい

ニ. フレアースタックのパイロットバーナーへの点火時に使用し、点火後は消化し、待機させておく。 → 誤り

常時燃焼させ、確実に着火できるようにしておく。