蟻来たりでスミマセン(´ェ`*) -73ページ目

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
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「始め!」
教師の声とともに教室中にピリピリした緊張が満ちる。
テストが始まった。
みんな自分の机の上の一枚の紙を見つめている。
睨むように。
あるものは目を閉じて。

紙には何も書かれていない。
しばらくして僕の目の前の紙はふわりと浮き上がり空中で止まった。
「合格だ」教師が横で微笑んだ。

4/21 「テスト」

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「姉ちゃ~ん」
学校帰りの道を歩いてたら弟が走ってきた。
「どうしたの?」
「これポストに入ってた」
地図だった。鉛筆で誰かが書いた物だ。決して上手くはない。
「ね、なんだろう?この×って」
「あ、でもこの形は」
近所の公園のようだ。
「行ってみようよ」
弟の興奮がわかる。
でも誰がこんな地図を?
 
4/23 「下手くそな地図」

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鳴っていたの気付かなかった。
携帯が光ってた。
少し前の着信。
付き合って1年で別れた彼。
3ヶ月前突然別れようって。
女ができたと思った。
二股かけられてたってショックだった。
けど後で聞いたら元カノだった。
もう関係ない。
留守電のボタンを押した。間違えて再生。
「た・・たすけてくれ」

何これ?
 
4/24 「罠」

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朝が嫌い。
月曜の朝が一番大嫌い。
サザエさんが終わると憂鬱になるの。
ずっと夜でいて。
朝にならないでって何回も祈る。
寝ないで起きていたら朝にならないかな。
チクタクチクタク。
それでも刻まれるカウントダウン。
小鳥のさえずりは子守唄。
そして夜はゆっくり眠りにつく。
ちくしょう。
夜まで頑張る。

4/25 「嫌い」

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それはイタズラ。
きっとそう。
ロッカーに入ってた1枚の紙。
「あなたは騙されてる」
彼と付き合って1ヶ月。
お互いの気持ちを確かめ合った。
こんなイタズラには負けない。
気持ちで繋がったから。
遠くに彼の姿が見えた。
抱き締めて欲しくて走る。
あ。
彼の笑顔。
誰?
あの女。
紙は右手の中に丸まっていた。

4/25 「いたずら」