蟻来たりでスミマセン(´ェ`*) -42ページ目

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
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昨日から降る雪はまだ止まなかった。
でも冷たい風は山に入ると木が遮っ てくれる。
小さな川の横の細い道を歩く少女の髪に白い物が積もっては溶けた。
やっと逃げ出した。
だから手が足がちぎれても行くんだ。
「ー!」遠くで自分を 呼ぶ声が聞こえた気がした。
振り返ると雪の上には小さな足跡が残っていた。

(12/29) Blanche neige
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冬休みが終わった。
冷たい空気の中制服に着替えながら鏡を見た。
「な?!」
鏡の中の私はまだパジャマを着ている。
「交代しようよ。」
そして喋った。
「こっちではずっと、好きなだけ休めるよ」
そう言いながら鏡の中の私が 手を伸ばす。
「ほんと!?」
どうせ夢だ。
私は寝ぼけてるんだ。
私も手を伸ばした。

(1/10) regardent un miroir

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「おまえ変わったよな」
彼は出て行った。
すぐに戻ってくると思ったけど 二度と戻ってこなかった。
コツン。
「イタ」
本から目を離して顔を上げると彼は笑ってた。
「なによ?」
「おまえ本が好きだよなーって」
そう言うと向かいの椅 子に座った。
そうだ彼と付き合っていつの間にか本を読まなくなっていた。

(1/23)
 La transformation de Kafka

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黒い油と汗の匂いが染み込んでいた。
僕のくすんだ緑色の作業着。
「お疲 れさん」
お父さんは僕の頭を軽く触った。
「お疲れさま工場長」
ここではそう呼ぶことになっている。
「先に帰るぞ」
「うん」
お父さんの後ろに人の影が見え た。
帽子から長い髪が出ている。
女の子?
ここには男しかいないはずだった。

(1/27) une usine